
最近噂に上がっていた
B3GT/B4GT、正式に発表になりましたね。多分これがアルピナとしての最後のモデルになりそうです。コンフィギュレーターを見たらすでにB3は選べなくなっているので、3/4シリーズでアルピナを買うとしたらもうこのモデルしか無いようです(涙)。
エンジンは495psから529psにパワーアップしましたが最大トルクは730Nmのままなので、高回転でもうひと伸び、といった感じでしょうか。普段使いでは体感出来ないかもしれませんね。前期型の476psに比べると53psアップなので体感出来るでしょうか。

性能曲線では5000回転以上でのトルクの落ち込みが少なくなっているためにパワーアップしており、全開でシフトアップしていくようなパターンだと繋がりが良くなるのかもしれませんね。実際に0-100Km/h加速は0.2秒の短縮に留まっていますが0-200Km/h加速は0.6秒(B3GT)ー1秒(B4GT)の短縮なので、高速域の方がパワーアップが実感出来そうです。

それよりも、B3にもボンネット内に従来のB4と同様のゴツい合金製のストラットブレースが装備されましたね。B4の標準装備はシルバーでしたがこちらは専用色ですね。これによりフロント周りの剛性が上がってコーナリングのレスポンスは上がりそうです。個人的には新ミドリーヌ号に付けてみたいパーツですが。

ホイールは従来B4に標準装備されていたものの色違いなので、それほどスペシャル感はない印象ですが、アルピナブルーやアルピナグリーンとの取り合わせでは映えて格好良い感じですね。フロントスポイラーにはカナードが付きましたが、これで全幅の変更は無いのでしょうか。
ステアリングはアルピナ独自のスイッチトロニックではなくてパドルシフトのようですが、極太ステアリングだとこちらが正解のような気がします。このレバーもGT専用色ですね。
シフトレバー周りはカーボン調のパネルですが、味気ないピアノブラックよりこちらの方が良い感じです。シリアルNo.はこれまたGT専用で「001」から始まってますね。
デコラインもGT専用色の「オロ・テク二コ」ですが、写真ではゴールドと見分けが付かないですね。
車両重量ですがB3GTは1875Kg、B3GTツーリングは1945Kg、B4GTは1965Kgとかなり重くなっている感じで、ディーゼルモデルのD3S/D4Sとほぼ同じになりましたね。それでも加速性能が向上しているので、エンジンもそれなりにパワフルになっているのでしょうか。重量が従来モデル同様でしたらもっと速くなったのでしょうか。
しかし、B3/B4は標準モデルのLCIに合わせた後期モデルで足周りがかなり硬くなったようなので、GT化によって更にハードになった可能性もありますね。サイトの説明ではB3は「乗り心地が損なわれないように新たなショック・アブソーバーを選択した」そうですが、どれだけ効果があるでしょうか。
ちょっとコンフィギュレーターで遊んでみましたが、新ミドリーヌ号とほぼ同じオプションを載せたら2000万諭吉(もうすぐ栄一ですか)近くなりました。以前でしたらほぼB5が買えた価格ですし、XD4よりも300万円高いので、今だったらXD4を頼んでしまうかもしれません。アルピナも輪をかけて高価になりましたね。
そうは言ってもこれが本当にファイナルのアルピナで1年分の生産枠しか無いでしょうし、希望者数によってはB5GTのように抽選になるかもしれませんから、アルピナが欲しい方は直ぐにでも清水の舞台まで行くしかない気がします(爆)。
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ALPINA | 日記
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2024/06/11 03:06:37