
まだ本決まりではなく検討段階のようですが、昨日朝のビッグニュースでしょうか。ホンダと日産が経営統合に向けて協議しているそうですね。両社が傘下に入る持ち株会社の設立を検討し、日産が筆頭株主となっている三菱自動車の合流も視野に入れるようです。
この統合により生産台数では世界3位の企業になる訳ですが、どこまでメリットになるのかちょっと疑問な気がします。
もちろん統合によって開発費や部品共用のメリットが出てくる事は確かですが、ホンダと日産でそこまでのメリットが出てくるのでしょうか。
日産に関してはルノーとの統合にもあるように他企業との統合にも柔軟な面はあるでしょうが、ホンダに関しては今までの経緯を考えると独自性を重んじてきた印象があるので、どこまで日産側に譲歩しながら統合を進められるかは不透明ですね。
例えば開発や部品共用化するとしても、現在の日産にはそれほど魅力的な車種が無い?のでかなりホンダ側の主導になる気がします。
他にも、モータースポーツに関しても統合でのメリットが出るとは思えません。日産、三菱側からの要求でF1の予算が削られるような事があれば、せっかく2026年からのアストンマーティンとのタッグが失敗に終わる可能性もあるますね。
生き残りのためには必要なのかもしれませんが、それでもトヨタ陣営に対抗するにはまだ不十分な気がします。ダイムラー・クライスラー連合の二の舞にならない事を祈りましょう(爆)。
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くるま | 日記
Posted at
2024/12/19 05:23:55