何となく近頃は色々な事で手の平返しが多いような気がしますが、最近で目立ったのはF1レッドブルの突然のドライバー交代劇でしょうか。
昨シーズン終了時にリーアム・ローソン選手がレッドブルへの昇格が決まった際には、クリスチャン・ホーナーもヘルムート・マルコ博士も「角田選手は一貫性がなくメンタルにも問題あり」とか言っていたのに、いざシーズンが始まってローソン選手が低迷するとわずか2戦で交代させた上に「ローソン選手はボコボコになったボクサーなのでRBで再起を図らせる」だとか「角田選手はシーズン終了までレッドブルで走ってもらう」とか、どの口が言う、という感じですね。
元々リアム・ローソン選手を起用した時点で世界中から批判の声が上がっていましたが、いくら成績が悪いとはいえ2戦で降格というのもちょっと残酷ですね。まあ、ローソン選手も散々大口叩いていて同情の余地は少ないですが(爆)。
ファンとしては今週末から始まる地元日本GPで角田選手が期待に応えて好成績を挙げて欲しいですが、現状のレッドブルのマシンとしてはどうなのでしょうか。RBに降格したローソン選手の方が好成績という事もあり得ますが、さすがに一旦返した手の平をもう一度戻す事はないでしょうね。
車関係だと手の平返しは
メルセデスベンツのCLAでしょうか。元々EV専用シャーシのはずだったのが途中からの路線変更で内燃機関も載せる事になり、急遽新型エンジンを搭載しています。それが出来るのはメルセデスベンツの底力が凄いとも言えますが、さすがにハイブリッド版のデビューはEV版と一緒にはならなかったようですね。
かたやBMWは7シリーズや5シリーズでEVと内燃期間共用シャーシを採用していましたがそれでは不十分(というか、内燃機関版が割を喰らっているよう)なので、普及版ではEV専用シャーシのノイエ・クラッセを開発したようですが、特に新鮮味はないですね。流石にこのプロポーションだと後から内燃機関を搭載する余裕は色々な意味で(スペースだったり、技術的な面でも)なさそうですが、これ1本でやっていくのでしょうか。
元々手の平返しは当初の目論見が狂った結果なのですが、みんな「そんな事あったっけ、覚えてないな〜」という感じでコメントしているのが笑えますね。そういう意味ではEV化まっしぐらのボルボやジャガーは潔いですね。
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くるま | 日記
Posted at
2025/03/31 12:01:56