以前は連戦連勝だったMotoGPでの日本メーカーも最近は低迷しており、今シーズンになってやっとヤマハのクアルタラロ選手は予選でポールポジションを取ったりしていますが、表彰台にはまだ届かない感じでした。
それが先日のフランスGPではウエットで荒れたレースとはいえ、ヨハン・ザルコ選手がHONDAとしては2023年の第3戦以来の優勝を飾りました。これでドゥカティは優勝の連続記録が22戦で止まりましたが、奇しくもそれまでの連勝記録はHONDAが保持しており、やはり22勝でした。
ウエットレースだと意外な選手が勝つとか、非力なマシンが勝つとか言われる事が多いですが2位に入ったマルク・マルケス選手もウエットレースは得意な選手で一時は8秒差まで詰め寄ったのを突き放して20秒差でゴールしていますから、これは実力と言えるでしょう。そういえばザルコ選手は昨年の鈴鹿8時間耐久レースでも優勝していますから、HONDAとは相性が良いのかもしれませんね。
RC213Vの競争力はまだドゥカティに比肩するところまでは行っていない印象ですが、今シーズンは10位以内に入る事も多いので復調の兆しは見えている感じですね。中上選手が6位に入賞したのも嬉しいサプライズですね。開発ライダーからのスポット参戦ですが、マシンへの良いフィードバックが出来るといいですね。
HONDA勢の中ではザルコ選手は上位につけている事が多いですが、予選はまだ上位に来ていないので、それをクリアー出来れば表彰台争いも出来そうな気がします。もう一息ですね。YAMAHAにも頑張ってもらいたいです。
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2025/05/14 06:14:13