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2025年08月12日 イイね!

なぜこんなに強いのでしょう…8時間耐久4連覇のHONDA

なぜこんなに強いのでしょう…8時間耐久4連覇のHONDA


今年は天候に恵まれた真夏の鈴鹿8時間耐久レース、本命のHONDAは第3ライダーが参戦出来ず2人体制でのレースで勝利が危ぶまれましたが、終わってみると盤石のレースで今年も優勝でしたね。



温暖化の影響で年々暑くなっていく環境で3人体制でのライディングでも休息が2時間しか取れず、最近では水分補給が間に合わず点滴までする選手も多い中で2人で走り切ってトップを守るのは信じられないですね。


2輪のレースではありがちですが、参加を予定していた選手が直前のレースで負傷して欠場になったのはともかく、代理のライダーも参加手続きの不備?で参戦不能になってしまって本当にレースウィークに入ってからの2人での走行になったのは普通でしたら物凄い痛手ですね。


最初のスティントの走行は互角でもその後のダメージの回復に使える時間は半分な訳ですし、他のチームが3人体制で走っているのに対してかなりの負担になるはずなのに、終始トップを守ってゴールしたのは凄いですね。


最近ではマシンの差が大きいとは思えませんし、タイム的にもヤマハやBMW、ドゥカティも肉薄している中で勝利出来るのは、やはり耐久レースを知り尽くしたチームの采配もさる事ながら、ライダーの力量もものを言っている気がします。


特に今回で4連覇を果たし通算7勝もしている高橋巧選手のパフォーマンスが大きいのでしょうね。タイム的にもトップクラスですし、実際のレースでも無理をせずクラッシュを避けながらしっかりとポジションをキープする読みも凄いです。


それに加えてセーフティカーが入って2位のヤマハとの差が大幅に詰まった際も焦ってしまいそうですが、燃費走行をしてスティントの走行時間を延ばしてペアのヨハン・ザルコ選手の負担を減らす配慮までしています。


2度目のセーフティカーが入った際も「解除後に2分6秒台で走って差を広げようかと思ったけれど、そのままの差をキープする作戦に切り替えた」そうで、冷静にレース全体を眺めた走りが出来るのはさすがとしか言いようがありません。


2位のヤマハも中須賀克行選手、ジャック・ミラー選手、アンドレア・ロカテッリ選手と
それぞれのカテゴリーでトップを争う面子でしたが、「タイム差以上に実力差を感じた」とのコメントもあり、セーフティカーが入らなければもっと差が広がったのかもしれませんね。


ルマン24時間やボルドール24時間と違って鈴鹿8時間耐久は「8時間のスプリントレース」とも言われるハイペースのレースですが、その中で(元々燃費が良いとの定評があったヨシムラ以外では)優勝のHONDAだけが1回少ないピットストップというのもかなりのアドバンテージですね。ワークスチームのマシンはやはり違うのでしょうか。


以前のHONDAでしたらRVF750のマシンアドバンテージを活かして、プロアームでタイヤ交換が速かったり、5速ミッションでシフト回数を減らしたり、燃費の良さでピット回数を減らしたり、と色々な戦法が取れましたが、今年のレースは有力チームや耐久レースのレギュラーチームでも転倒などでポジションを落とすケースが多かったのに比べると、ライダーの差が付いたのかもしれませんね。


来年の8時間耐久は以前のようにGPライダーやスーパーバイクのライダーがもっと参戦して、往年のケニー・ロバーツvsワイン・ガードナーのような名勝負を見せてくれると楽しそうですね。

Posted at 2025/08/12 06:11:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2025年05月27日 イイね!

久々に買ってみました…MotorFan Illustrated誌のバイク特集

久々に買ってみました…MotorFan Illustrated誌のバイク特集


最近は立ち読みで済ませてしまうMotorFan Illustrated誌ですが、今月号は初めてのバイクのエンジンの特集でした。ちょっと面白いのでじっくり読もうと思って買ってみました。





バイクのエンジンは一部を除いて自然吸気なのとエンジン形式が多彩なので4輪車とは大分様相が違いますが、それでも昨今の排ガス規制をクリアーするのが困難なために多くの車種やエンジンがディスコンになっていますね。


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そうした状況の中でも生き残りをかけたエンジンや、小排気量の250cc4気筒エンジン、競技用として生き残りながら進化を続ける2ストロークエンジンなど、中々面白い記事が多かったです。

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特にKTMの競技用2ストロークエンジンはビモータのDueで結局ものにならなかったEFIを、ケースリードバルブの周辺に2本のインジェクターを装備し、これとは別にオイルのインジェクターからも噴射をしてポートに至るまでに混合させるというメカニズムです。高回転側ではリードバルブから離れた位置からのインジェクターの噴射で霧化を安定させ、混合気の生成が確実に行われるというメカニズムで、これによってキャブレターでは実現困難なパワー特性が得られたそうです。


2ストロークエンジンは潤滑オイルを燃やす構造上排ガス規制的に厳しくて現在は市販が難しいですが、このインジェクションを搭載したマシンに乗ってみたいですね。


他にもカワサキのスーパーチャージャーの記事や新型スーパーカブのエンジンなど、面白い記事はいろいろありましたが、ドゥカティのデスモドロミックエンジンの特集もして欲しかったですね。



Posted at 2025/05/27 06:15:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2025年05月14日 イイね!

復活の兆しになるでしょうか…MotoGPでHONDA優勝

復活の兆しになるでしょうか…MotoGPでHONDA優勝
以前は連戦連勝だったMotoGPでの日本メーカーも最近は低迷しており、今シーズンになってやっとヤマハのクアルタラロ選手は予選でポールポジションを取ったりしていますが、表彰台にはまだ届かない感じでした。


それが先日のフランスGPではウエットで荒れたレースとはいえ、ヨハン・ザルコ選手がHONDAとしては2023年の第3戦以来の優勝を飾りました。これでドゥカティは優勝の連続記録が22戦で止まりましたが、奇しくもそれまでの連勝記録はHONDAが保持しており、やはり22勝でした。


ウエットレースだと意外な選手が勝つとか、非力なマシンが勝つとか言われる事が多いですが2位に入ったマルク・マルケス選手もウエットレースは得意な選手で一時は8秒差まで詰め寄ったのを突き放して20秒差でゴールしていますから、これは実力と言えるでしょう。そういえばザルコ選手は昨年の鈴鹿8時間耐久レースでも優勝していますから、HONDAとは相性が良いのかもしれませんね。


RC213Vの競争力はまだドゥカティに比肩するところまでは行っていない印象ですが、今シーズンは10位以内に入る事も多いので復調の兆しは見えている感じですね。中上選手が6位に入賞したのも嬉しいサプライズですね。開発ライダーからのスポット参戦ですが、マシンへの良いフィードバックが出来るといいですね。


HONDA勢の中ではザルコ選手は上位につけている事が多いですが、予選はまだ上位に来ていないので、それをクリアー出来れば表彰台争いも出来そうな気がします。もう一息ですね。YAMAHAにも頑張ってもらいたいです。
Posted at 2025/05/14 06:14:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2025年02月04日 イイね!

攻めてますね、HONDA…目指すは世界シェア50%!!

攻めてますね、HONDA…目指すは世界シェア50%!!
4輪の方では日産、三菱との協業などで生き残りをかけているHONDAですが、2輪の方の業績は好調なようですね。先日2輪事業の取り組み発表がありました。



2024年度の販売台数は、世界シェア約4割となる2020万台の見通しで、37の国と地域で過去最高を記録したそうです。また、欧州主要5カ国(イタリア、ドイツ、フランス、スペイン、英国)でも2024年暦年でシェアNo.1を達成しています。


2輪事業としては最大の市場であるインドを中心に、アジアや中南米でさらなる市場拡大が見込め、現状の5000万台規模から、2030年には電動車を含めて6000万台規模に成長する見通しだそうです。HONDAはこれに対応して長期的には電動2輪車も含めて世界シェア5割を目指していくとの事です。


本日朝のニュースでは、シェア25%のインド市場(ちなみにスズキは2輪ではシェア5%だそうです)に向けて新たな電動バイクを投入するそうです。着々と計画は進んでいるようですね。


今のところ電動バイクに関しては4輪のようにテスラやBYDのようなベンチャー企業が成長してくる可能性は低いのかもしれませんが、世界シェア5割は凄いですね。


そして以前にも触れた電動スーパーチャージャーのV3エンジンについてはもうテスト車両が走っているそうで、発表の中の質疑応答で二輪事業統括部長 加藤稔氏が「これ、あんまり具体的に言うと怒られちゃうんですけど、先々週熊本で乗りました、テスト車に。いい出来です、ご期待ください。コンパクトなエンジンとコンパクトなボディで、軽量でありながら全領域で電子制御による過給ということで、とてもパワフルな仕上がりになってます。」とコメントしています。こういうのをバラしてしまうのがなんともHONDAらしいですが(笑)、実際の市販化が楽しみですね。


あとはいよいよテストが始まったMotoGPですが、セパンでのシェイクダウンテストではそこそこのタイムを出していますね。今はまだテストライダーのタイムなのでテストが進んでレギュラーライダーが乗った時にどれだけのタイムが出るかが勝負ですが、今年はタイトル争いはまだ無理としても表彰台の登れるくらいの活躍をして欲しいですね。
Posted at 2025/02/04 06:10:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2024年11月08日 イイね!

これはまた予想外のものが…HONDAの電動スーパーチャージャーのV3エンジン

これはまた予想外のものが…HONDAの電動スーパーチャージャーのV3エンジン

今年の2輪のミラノショーに何か面白いマシン(ビモータのスーパーバイクのベースマシンなど)が出てくるかと思っていたら、HONDAから面白いエンジンが発表されましたね。



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エンジンにも車体剛性を負担させるダイアモンドフレームでエンジンにスイングアームピボットを持つ構造ですね。以前のV型4気筒モデルには良く使われた片持ちのプロアームですが市販の際に採用されるのでしょうか。リアサスペンションはリンク無しでフレームをスイングアームに直付けですがこれも市販時には変わりそうですね。


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コンセプトモデルのモックアップなのでラジエーターは付いていませんが、前方気筒と後方気筒からの排気管の集合が格好良いですね。


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電動スーパーチャージャーはかなりコンパクトな感じですね。インタークーラーを使用しないのはカワサキのH2などと一緒で軽量化のためのようですね。


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このエンジンのまま市販されるかどうか疑問ですが、シリンダーヘッドの背が高い割にブロックは短いので結構ショートストロークでしょうか。排気側にカムが寄っていたり、高さも排気カム軸が低く見えるので色々仕掛けがあるのでしょうか。


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上から見るとエンジンはかなりスリムな感じですね。


電動のスーパーチャージャーならターボラグは皆無ですし、電子制御で低回転から高回転まで状況に応じたブーストが自由自在でしょうから、コンパクトなエンジンでも大排気量のエンジンと同等かそれ以上のパフォーマンスを発揮するでしょうね。トルク特性もスーパースポーツからツーリングモデルまで色々対応出来そうです。


見た目は600cc前後のような大きさで、電動スーパーチャージャー装備でリッタークラスのパワー、といった感じでしょうか。


HondaのFUNモデルへの適用を予定している、との事ですが、スポーツモデルなのか、クルーザーなのか、クロスオーバーなのか興味がありますね。色々な車種に搭載して欲しいです。


それにしても、このエンジン、V3というのは前代未聞のレイアウトですね。普通は3気筒なら当然直列3気筒にしますし、各社の現行3気筒エンジンは(トライアンフのロケット3を除いて)全てが横置きの直列エンジンです。


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V型の3気筒エンジンはGP500のレーシングマシンのNS500がほぼ唯一で、市販車だとそのイメージで作られたMVX250F/NS400Rの90度V型エンジンしか思い付きません。


今回のコンセプトモデルのエンジンは他のエンジンと比べてエンジンブロックやシリンダー、クランクに至るまで全く共通点は無いはずで、今時こんな新作エンジンを作ったらよほどたくさんの車種に搭載しなければ元は取れなさそうですが、きっとHONDAはそんな事は考えていないでしょうね(苦笑)。
Posted at 2024/11/08 04:50:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 日記

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何シテル?   08/17 07:20
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