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2017年09月26日 イイね!

これは追悼号でしょうか…ニッキー・ヘイデンのチャンプ獲得バイク

これは追悼号でしょうか…ニッキー・ヘイデンのチャンプ獲得バイク
時たま買っているこちらの雑誌ですが、今月号は2006年にニッキー・ヘイデンがMotoGPのチャンプを獲得したHONDAのRC211Vの特集号でした。


御存知の方も多いかもしれませんがニッキー・ヘイデン氏は今年5月に自転車トレーニング中に不慮の事故で亡くなってしまったのですが、その死を惜しむ方は本当に多かったですね。



彼がMotoGP時代に操っていたRC211VはV型5気筒(前バンク3気筒、後バンク2気筒)という世にも珍しいレーシングマシンだったのですが、2006年シーズンは先年度の発展型のマシンに加えてフレーム、エンジンが完全刷新された「New Generation」という2タイプのマシンがあり、ニッキー・ヘイデンは完全刷新型を開発しながら乗ってチャンプを獲得したのでした。


おまけに最終戦一つ前にチームメートのペドロサ選手に絡まれてクラッシュし、ポイントリーダーの座から落ちるという不運にも関わらず、最終戦で逆転するという波乱劇の結果チャンプ獲得というシーズンでした。




2002年のMotoGP開幕に向けて新世代の4ストローク1000ccマシンを開発するに当たって色々選択肢があり、2気筒から3気筒は車重135Kg、4気筒から5気筒は車重145Kg、6気筒以上は155Kgと決まっていたので、パワーとハンドリングのバランスを考慮して他社は4気筒を選択したのですが、HONDAだけは変則的な5気筒を選択しました。



バンク角が75.5度で普通に考えたら色々振動など出て大変そうですが、前バンクの中央気筒がバランサー代わりに作動するようで、実際のエンジンは4気筒よりも振動が無くて物凄くパワフルだったようです。



クランクシャフトを見ても、外側の太いクランクピンは前バンクと後バンクの共用で、真ん中の細いクランクピンの部分が中央気筒のようですね。


5気筒で行く方針を決定した際の理由が「色々可能性があったがまだ5気筒はやった事が無かったから」というのが、いかにもHONDAらしいエピソードです。


初年度と翌年は圧倒的な強さを発揮しましたが、2004年からはヤマハに移籍したロッシが活躍したために、マシンとしては強力だったのもの苦杯をなめて、2006年につながる展開になりました。


それにしても、ジベルノー、ロレンソ、マルケスなど、ライバルとサーキット内外で色々トラブルを起こしてきたロッシをもってしても「2006年の負けは相手がニッキーだから許せた」とまで言わせた辺り、本当に誠実な人柄が偲ばれますね。最近もAraiからレプリカヘルメットが発売されるなど、根強い人気があるようですね。
Posted at 2017/09/26 18:24:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2017年05月23日 イイね!

うーん、残念…元MotoGPチャンプ死去

うーん、残念…元MotoGPチャンプ死去

御存知の方も多いかもしれませんが、5月17日に自転車トレーニング中に交通事故にあった2006年のMotoGpチャンピオンのニッキー・ヘイデン選手が治療の甲斐無く5月22日に逝去されたそうです。




ライダーとしての才能ももちろんですが、この選手は非常に人間的に愛された方で、2006年もポイントリーダーで迎えた最終戦の一つ前でチームメイトの転倒に巻き込まれてノーポイントになった時も一切責めなかったそうですし、「あの」バレンティーノ・ロッシ選手とチームメイトだった時も別チームでチャンプを争った時も一切揉め事が無かった事からも性格の良さが分かりますね。


MotoGPの関係者だけでは無く様々なライダー、ドライバーから哀悼のコメントがされていますね。本当に人望の深さがうかがえます。


モータースポーツに限らず、スポーツでは「良い人はチャンピオンになれない」のは定説のような気がしますが数少ない例外の人ですね。本当に惜しい人を亡くしました。ご冥福をお祈りいたします。
Posted at 2017/05/23 13:07:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2017年02月05日 イイね!

結構偉業なんですね…HONDAの世界選手権の3冠

結構偉業なんですね…HONDAの世界選手権の3冠


今月のカー雑誌などを本屋さんで物色していたら、こんな本を見つけました。普段は2輪のレーシングマシンの単独特集で月末の定期刊行ですが、2016年はHONDAが世界選手権のMotoGPとMXGPとWCTを同時制覇したので特別編集で発行されたようです。



いつものレーシングマシン単機種の本も中身が濃くて毎月楽しみですが、MotoGPとMXGPとトライアルマシンの同時特集はなかなかないので購入してみました。他の2輪雑誌も今月号はMotoGPマシンの特集が多かったですが、こちらに関しても負けず劣らず濃い内容で満足です。

HONDAがこの3つの世界選手権にトライし始めたのが1979年からなので38年目にしての偉業達成らしいです。4輪だとトライアルに相当する選手権が無さそうですが敢えて例えると、F1とWRCとWECを同時制覇したようなものですから凄いですね。38年連続で参戦が続いているのも大したものです。

1979年からの足取りだと、3つの内2つを制覇した年は13回もありHONDAの強さはかなりのものですが、それでも3つの世界選手権を同一年に制覇するのは難しそうですね。マシンの強さも勿論ですが、ライダーも蒼々たるメンバーです。

今シーズンはトニー・ボウの連続チャンピオン更新(そうなると11連覇!!)がなると3冠達成の可能性が濃いですが、どうなるでしょうか。

それにしても、記事を読んでみるとトライアルマシンでも単気筒300ccのSOHCなのに14000回転以上回ってしまうとか…ワークスマシンの世界って凄いですね。そしてそれを使いこなしてしまうチャンピオンも流石です。

F1に関しては色々な事情で参戦と撤退を繰り返していますが(かける予算も段違いなのかもしれないですね)、是非今シーズンは頑張って欲しいですね。
Posted at 2017/02/05 18:23:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2015年07月31日 イイね!

つい買っちゃいました〜

つい買っちゃいました〜
最近は「Motor Fan illustrated」も立ち読みで済ます事が多い今日この頃ですが(爆)、本屋さんでちょっと面白い本を見つけたので衝動買いしてしまいました。HONDAのバイクの透視図を特集した本です。昔はよくカタログにも載っていた図ですが、最近見なくなりましたね。







憧れだったバイク、ちょっと乗ってみたバイク、所有していたバイクなど、当時が懐かしいです。改めて見ると凄い精密さですね。楕円ピストンで4気筒なのに32バルブのNRなんか本当に格好良いです。他にも6気筒の初代CBXやゴールドウィング、スーパーブラックバードなど綺麗な透視図が満載です。




こちらには作者の方のインタビューが載っていますが、ただイラストにするだけでは無くて、カタログを見た人が「おおっ、格好良い!乗りたいなぁ」と思わせるような魅力を持たせるのは難しいでしょうね。




プラモデルの箱のイラストもそうですが、場合によっては実車より格好良くデフォルメされている事もありますね。このVFR750R(RC30)も後輪をやや強調して描かれているそうです。




こちらの1984年型のNSR500は、以前タペストリーになっていたものを購入してテーブルクロスとして使っていたので、とても懐かしくて涙がでました(爆)。


最近はカタログや販促の手段としてこうした透視図の需要が無くなってしまったらしいですが、メカ好きとしてはもったいないですね。

雑誌というよりは一種の美術書といった趣で、近頃噂のプレミアム商品券をゲットしたばかりでしたのでつい使ってしまいましたが(笑)、こうした本はデジタルでなくて紙の本で持っていたいですね。他の3社のバイクメーカーのもお願いしたいです。


来月号の「Motor Fan illustrated」は久々のディーゼル特集なので、こちらもしっかり買って読まねば(爆)。
Posted at 2015/07/31 13:06:44 | コメント(2) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2013年10月30日 イイね!

バイクにもダウンサイジングターボ?

バイクにもダウンサイジングターボ?

今度の東京モーターショーにはいろいろ期待のモデルが登場しそうですが、2輪のスズキからはこんなバイクが出品されるようです。


588ccの直列2気筒にターボを搭載したコンパクトスポーツだそうですが、ちょっと疑問ですね。「全長2100mm、ホイールベース1450mmというコンパクトなボディー」との事ですが、スポーツバイクとしては特にコンパクトでもないですね。リッタースーパースポーツと変わらないかちょっと長いくらいですから、記事を書いた記者が不勉強なだけですね。まあ、CGの記事ですから仕方がないかも(爆)。


さらに「排気量のダウンサイジングにより、既存の同出力帯のエンジンと比べて燃費性能を50%ほど高めている」というコンセプトにも疑問符が。


最高出力100ps/8000rpm、最大トルク10.2kgm/4500rpmは普通に乗るには充分な数値ですが、同じトルクのリッタースポーツなら馬力は170ps超ですからはっきり言って見劣りします。


おまけに、ロングストロークの2気筒エンジンでしたら回す楽しみはあまり無いでしょうし、最大トルクも4500rpmで発生、と自動車のエンジンのようです。


一番危惧されるのが、エンジンのレスポンスでしょうか。アクセルコントロールが重要なバイクのエンジンにはターボラグの心配があります。特にアクセルオフ時のエンジンブレーキが効かなそうなので、「乗って楽しいの?」と思えてしまいます。


588ccで10.2Kgmのトルクなら、ブーストとしては4輪では1997ccで35.7KgmのBMW 328iと同等レベルでしょうから、当然インタークーラーやオイルクーラーも必要になり(そうでなければ、バイクで使えるレベルのレスポンスにはならない気がします)、熱対策や補機のレイアウトにも苦労しそうですし、エンジン周りのマスの集中にも悪影響がありそうですね。


基本的に全車種がスポーツ、と言っても良いバイクにダウンサイジングターボを乗せる理由はあまりなさそうな気がします。特に、スポーツ系のバイクに乗せる意味が疑問です。


20年くらい前にあったターボバイクは、レスポンスの問題などで消え去っていますが、ダウンサイジングターボとして復活させるのなら、トルクが重要視されるアメリカン系スポーツや、航続可能距離に有利なツーリング系スポーツに採用すればいいのに、画像のような出で立ちのスポーツバイクに載せても「楽で燃費は良いが楽しくない」バイクになりそうな気がします。


「トラクションコントロールシステムやブレーキアシスト機能を搭載するなど、安全性にも配慮」しているそうですが、ターボエンジンのネガを消すためかもしれない、と思ってしまうのは邪推でしょうか(爆)。


でも、市販されたら取りあえず試乗してみようと思います(笑)。
Posted at 2013/10/30 13:25:03 | コメント(3) | トラックバック(0) | バイク | 日記

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「[整備] #D3ツーリング BMCエアクリーナーエレメントの3回目の洗浄 https://minkara.carview.co.jp/userid/382708/car/3315795/8352438/note.aspx
何シテル?   09/02 12:01
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