
シーズン当初にはレッドブルの3連勝で始まって「ああ、今シーズンももう終わりかぁ」と思ったF1ですが、その後のマクラーレンの巻き返し(レッドブルの低迷?)で俄然面白くなってきたのが、前線のブラジルGPでフェルスタッペン選手が雨中での鬼神のような走りで大逆転してチャンプをほぼ確定しましたね。
先日のラスベガスGPでもフリー走行では低迷していたものの予選では5位になって直接のライバルであるランド・ノリス選手よりも上位になり、レース本番でも5位をキープしてランド・ノリス選手が6位に終わった事により2戦を残してチャンピオン獲得となりました。
後続のノリス選手とのタイム差をキープしつつ、タイム的には競えたかもしれないフェラーリ勢を先に行かせたレース運びはアラン・プロスト選手のようなクレバーな戦い方でしたね。
来シーズンはもうレッドブルの優位性は無さそうなので、マクラーレン、フェラーリ、レッドブル、メルセデスの四つ巴になるのでしょうか。楽しみですね。
2輪のMotoGPの方は最終戦までチャンピオン争いがもつれましたが、サテライトチームのホルへ・マルティン選手が獲得しましたね。ワークスチームではない所属の選手が優勝するのは2001年のバレンティーノ・ロッシ選手以来23年ぶりの快挙のようです。
せっかくチャンピオンを獲得したのにアプリリアに移籍してしまうのが残念ですが、来シーズンは2位になったバニャイヤ選手と念願のワークスチームに移籍したマルク・マルケス選手との三つ巴になるのでしょうか。こちらも楽しみです。
日本のレースでは今年からトップフォーミュラに参戦したJujuこと野田樹潤選手、速さとしてはまだまだのようですがシーズン中に成長し、チームメイトとバトルをしたり小林可夢偉選手に絡んだり、といったレベルになってきたのは嬉しいですね。人気ドライバー部門では首位を獲得していますし、今シーズンのスーパーフォーミュラの観客動員数の大幅アップに貢献したのではないでしょうか。
来シーズンの去就はまだ未定のようですが、来シーズンもスーパーフォーミュラで走るならもっと成績も上がるでしょうし、昨年までのように海外でのレース挑戦もありかもしれません。
WRCも最終戦のラリージャパンでコンストラクターズはトヨタが大逆転で地元で獲得出来て良かったですね。
2輪の方ではトライアルの世界選手権ではもはや生きるレジェンドのトニー・ボウ選手が18連覇していますが、全日本選手権では最終戦でHONDAがチャンピオンになったもののYAMAHAの電動トライアルマシンのTY-E2.1が最後までチャンプを争いましたし、終盤になって参戦したHONDAの電動RTLが3連勝したので、いよいよ来年は電動トライアルマシンの年になりそうですね。
今シーズンのモータースポーツはほぼ一区切りしましたが、来シーズンの展開はいろいろ楽しみですね。
Posted at 2024/11/26 06:14:21 | |
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