
こちらのスズキのスクーター、なんと燃料電池車です。ニュースによると、
「スズキは、現在英国で実証実験を行っている燃料電池スクーター「バーグマン フューエルセル スクーター」が、二輪車、四輪車の燃料電池を搭載した車両としては世界で初めて「欧州統一型式認証:WVTA」を取得したと発表した。」という事です。
折角の画期的な車両なのに、日本ではテストが出来ません…「前例が無いから」…だそうで、相変わらずのお役所仕事…ガラパゴス街道まっしぐらですね。
4輪の方は、と言えばジュネーブショーで
スバルが発表したトレジア、こちらはトヨタ製の1.4Lディーゼルエンジンを搭載していますが、その性能は
「90ps、 20.9Kgm、23.25Km/L、113g/Km」です。これに対してBMWの320d EfficientDynamicsは
「163ps、38.7Kgm、24.39Km/L、109g/Km」…トヨタ、ダメダメじゃん…。
OEM供与なので手を抜いているのかもしれませんが(それならそれで、スバルに対して失礼ですが)、トレジアは車重1100Kgのコンパクトカー、それに対してずっと大柄で300Kg重いセダンの320dがこれって…。コストの問題もあるかもしれませんが、まるで勝負になっていませんね。もちろん、乗り味の差はもっと開くでしょう。
ガソリンハイブリッドの上にあぐらをかいているひまに、肝心のエンジンそのものの技術がおざなりになっている気がします。日本市場ならともかく、ヨーロッパでは競争力を失っているように思えるのは私だけでしょうか。
早いところマツダのスカイアクティブ搭載車がデビューして、逆転満塁ホームラン、と行って欲しいところです。
Posted at 2011/03/10 13:51:26 | |
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