「新車装着のタイヤの満足度は?」という観点から顧客満足度を調査した結果がJ.Dパワーアジア・パシフィックから発表されました。
こちらの記事によると、「ハンドリング/グリップ性能」「乗り心地/静粛性」「耐久性/信頼性」「見映え」の総合点の評価で、3セグメントでブリヂストンがトップだそうです。
まずは軽自動車での調査結果です。御覧のようにブリヂストンが平均を上回ってトップ。
次はコンパクトカー部門。平均以上は2社になりました。
その次はミニバン部門。段々平均以上が増えてくるのがちょっと不思議ですが、接戦なのでしょうか。
さて、ここまでなんと3部門でブリヂストンが完全制覇ですが、実は残りの部門では…。
いきなりミシュランが登場してトップ!
「パッセンジャーカー」がどういう車の範疇なのか若干意味不明ですが、いわゆる「高級車」を指しているのでしょうか。
新車装着タイヤがミシュラン、と考えるとあまり国産車では思い付かないような気もするので、大部分が外車になると思いますが、この差はなんでしょうか?例えばBMWのランフラットタイヤはブリヂストンのものもかなりの割合と思われますがもう少し詳細なデータを見てみたいですね。
「軽自動車、コンパクトカー、ミニバン」という、明らかに国産車の部門と、外車が混じってくるパッセンジャーカー部門で満足度にこれだけ差が出るところに、国産タイヤのガラパゴス化が見えている、と感じるのは私だけでしょうか。それとも、パッセンジャーカーでもブリヂストンが健闘していると見るべきでしょうか。
それにしても、この満足度、評価は1000点満点だそうです…という事は軽自動車、コンパクトカー、ミニバンのタイヤはすべて合格基準を満たしていない、という事になるような。
そういう意味ではパッセンジャーカー部門のブリヂストンは630点を獲得しているので何とか合格点という事ですね。なんだ、外車向けにはきちんとしたタイヤを作っているではないですか(笑)。
新車装着だけではなくて、履き替えのタイヤに関してもこうした調査をしてもらうと、結構参考になりそうですね。
ちなみに、私が評価するとALPINA D3 Biturboに関しては900点くらいでしょうか…100点減点分はタイヤの価格です(爆)。
Posted at 2011/12/16 12:44:37 | |
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くるま | 日記