
またまたHONDAのお話しですが、MotoGPのレーシングマシンについての
この記事、結構面白いですね。最近はHONDAに限らず、前年のワークスマシンの詳細な写真が出ない訳が分かりました。
どんなに設計者が上手く造った積もりでも、トップライダーからはエンジンフィールに対して要望が出てしまうのが興味深いです。バレンティーノ・ロッシがYAMAHAに移った時に選択したエンジン型式も、一番パワーは出なかったけれども一番エンジンフィールが良かったもののようです。
そういう意味では、いくらトルクが出ていて燃費が良くても、BMWの直6のエンジンフィールにはダウンサイジングターボは敵わないという話に近いものがありますね。
エンジンの組み立てに関しても、レーシングマシンのレベルまで来ると正に職人芸と思える程の精度で組み立てているみたいです。
でも、インタビューにあるように「何ヶ月もあったら最高の精度で組み上げられるかもしれませんけれど」と言われているので、NSX-Rのエンジンが「F1以上の精度で組み上げられている」という話は本当かもしれません。と言う事は、半年以上かけて組み立てられるALPINAは只者では無いかもしれませんね(爆)。
Posted at 2012/04/10 17:12:37 | |
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バイク | 日記