エコカーのレースと言うとソーラーカーレースを連想しますが、実際に販売されているエコカーでのレースもあるのですね。
7月21日に富士サーキットで行われた
「Eco Car Cup 2013」では、並み居る現役のハイブリッドマシンを抑えて、初代インサイトが優勝しました。予選と決勝と燃費の順位を総合してのポイント獲得だそうです。
予選は燃費計測なしのタイムアタックだったので1位はBMWのActiveHybrid3…って当たり前ですね(笑)。決勝は一周3分15秒を切ってはいけない、という条件で走って順位と燃費を競うレースだそうです。
優勝した初代インサイトは燃費では10位だったそうですが、目標タイム通りに走って3位に食い込んだので総合優勝を勝ち取っています。記事では「一定ペースで走れるテクニックが高かったのか?」とありますが、それだけでもなさそうです。
お乗りになった方なら分かりますが、初代インサイトはオールアルミボディで820Kgと軽量な上に、車体剛性も同時代のシビックに比べて40%増し、とまるでスポーツカーのような性格の車なのです。
運転するとシートポジションは低くて(インテRよりも低いです)シートの剛性もあり、ステアリングの手応えもしっかりしているので、エコタイヤから普通のタイヤに替えるとダウンヒルでは非常に楽しく速く走れます。
こうした素性があるからこそ、富士サーキットの耐久レースでも目標タイム通りの的確な走りが出来るのだろうなぁ、と思いました。最新型のハイブリッドカーでも頼りないステアリングやリニアさに欠けるブレーキでは、3時間も集中して走れない気がします。
でも、
この方が参戦されたら燃費でも順位でもぶっちぎりのような…改造車はだめでしょうか(爆)?
先日試乗した
新型アコードハイブリッドは違和感無く運転出来るすぐれものでしたし、9月にデビューする新型フィットのハイブリッドも燃費だけでなくフィーリングも良いようですから、来年のこのレースだと勢力図が変わるかもしれませんね。
こんなレースにポルシェ918スパイダーやマクラーレンP1、ラ・フェラーリなどのハイブリッドスーパーカーが参戦したら、どんな闘いになるのでしょうか(爆)。特別クラスで1周2分15秒くらいでやって欲しいです(笑)。
Posted at 2013/07/22 17:58:15 | |
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くるま | 日記