ホイールの話だと思った方にはちょっと残念ですが(爆)、車にもちょっと関係したお話です。
オーディオファンにはおなじみの高純度銅線のPCOCCが昨年秋に生産中止になってしまって、関係した人からは「これからはどういう素材を使えばいいのかな?」と不安な状況でしたが、
後継の素材が出て来たようです。
今までのPCOCCが、単結晶を鋳造しながら伸ばすといった難しい行程だったのに対して、新型の「PC-Triple C」は一旦鋳造してから鍛造、という製造方法だそうです。
最初の鋳造段階での結晶構造が鍛造によってこのように変化して
最終的にはこのように同方向の結晶になるようです。BBSなどの鍛造ホイールに見られる鍛流線と一緒ですね。
従来のPCOCCと同等の電流の導電特性を確保しながら、導体の震動を結晶粒界が吸収してくれるという独自の特徴もあるために今までのケーブル以外にも応用が利くそうです。
新型PC-Triple Cではスピーカーのボイスコイルや内部配線にも使用出来るそうで、オーディオの音質向上の余地が拡がりそうですし、ケーブルのバリエーションも増えそうですね。
モーターのコイルなどにも使えれば性能向上も見込めそうですし、意外なところのチューンに使えるかもしれませんね。期待しましょう。
Posted at 2014/01/24 13:52:29 | |
トラックバック(0) |
くるま関係グッズ | 日記