
最近車ネタがないので小ネタですが、
シャープが新形式のディスプレーの量産化に成功したようですね。昨年のCEATECにも参考出品していたので注目はしていたのですが、そろそろ実用化のようです。
動画のようにMEMSシャッターの開閉によりRGBのLEDの透過光をコントロールするシステムなのですが、液晶に比べて遮光率が良いため2〜3倍の光学効率になり、カラーフィルターも不要なので色純度が上がる上に消費電力も少ないそうです。
強い照明下でも見易いのでスマホなどのモバイル機器に使用すると視認性が良く、車のメーターにも向いているようですね。出来ればiPhone7辺りで採用して欲しいです(笑)。
でも、本当はこの新型ディスプレー、TV用に大型化すれば現在の液晶とは段違いの性能になるはずなので、量産化できればシャープも一気に挽回出来ると思うのですが、コスト的に難しいのでしょうか。
以前からPALC(プラズマアドレス液晶)やプラズマディスプレー、SEDなど技術的に優位で画質的には素晴らしいディスプレーはありましたが、コスト的な面で液晶に太刀打ち出来ず次々撤退になったり開発中止に追い込まれたりしています(最近では有機ELが二の舞になりそうです)が、MEMS-IGZOには頑張って欲しいですね。
でも、この技術もクアルコム社との共同開発(SONYはパイオニアのカロッツェリアに搭載したmicrovisionのデバイスをパクッてました)なので、自社でも頑張って欲しいです(爆)。
Posted at 2014/09/19 13:29:03 | |
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