2シリーズのアクティブツアラーが日本に上陸して、やっと新世代のB型エンジンがBMWでも御目見得してきましたが、ちょっと疑問な部分があります。
というのは、本国でX3-xDrive20dがデビューした時に新型B47エンジン、とアナウンスされていたのですが、ボアXストロークは84.0mmx90.0mmのままだったのですね。
以前書いた記事では、「新型B系エンジンはすべてボア・ストローク・ボアピッチが共通で驚くべき事にガソリンエンジンとディーゼルエンジンもエンジンブロックは共通」という内容だったのですが、ボアXストロークを見ると従来型84.0x90.0mmのエンジンなのですね。
今回の2シリーズアクティブツアラーのエンジンは、ガソリン車では3気筒も4気筒も82.0x94.6mmと共通のボアXストロークで、ややロングストローク化した新型な事がわかります。
ところがディーゼルエンジンでは、3気筒も4気筒も84.0x90.0mmの従来型のボアXストロークなのですね。いままで3気筒のディーゼルエンジンは存在しなかったので、明らかに新世代のB37型エンジンのはずなのですが、不思議です。
ガソリンエンジンがロングストローク化しているのに、それほど高回転を必要としないディーゼルエンジンがそのままなのも不思議ですし、ブロックが共通のはずなのにボアXストロークが違うのも不思議です。
2L4気筒の新型B47型?は190ps/400Nmとパワーアップされていますし、
インジェクターの噴射圧もアップされてターボのフリクションもほぼ半分、とかなりの改良なのですが、基本のボアXストロークに変更が無いのはなぜでしょうか。
ディーゼルにはガソリンと違った最適な燃焼室形状があってその結果のボアXストローク、という結論なら分かりますが、今まで両者は同一だったのが新型になって分かれるのもやっぱり不思議です。
ボアXストロークの変更はこれくらいならシリンダーブロックのインナースリーブの変更で可能な気もしますが、折角ブロックまで共用しながら両者が違うのも納得行かない気がします。
もしかして現在のエンジンの後に82.0x94.6mmの真打ちのエンジンが控えているのかもしれませんが、どなたかこの疑問に解答出来る方はいらっしゃるでしょうか(爆)?
Posted at 2014/12/09 17:47:53 | |
トラックバック(0) |
BMW | 日記