先日発表のトヨタスープラ、デザイン的にちょっと疑問な点もあったのですが、こちらの記事での
開発者インタビューでかなり合点がいきました。
やはりBMWと共通部品が多くても、実際の開発に至るまでの摺り合わせが大変でそれだけで2年近くかかったようですね。発言で「トヨタスタンダードとBMWスタンダード、この両方を立てようとすれば、出来上がるのは戦車みたいなクルマです」というのにはちょっと笑えました。
両社の利点を生かしながら社内基準も譲歩しながら走って楽しい車を造れるように条件を整えるのが大変だったようですね。
他の発言で、「例えばボディーの各部に空いた穴はすべて空力や冷却の要件に沿ったもの」だけれども市販時には制約があるので塞いでおいて、モータースポーツに参加の時に開放して活用出来るようになっているようです。なるほど、一見格好だけのものに思えたアウトレットやインテークの部分は後から手軽に使えるようになっていたのですね。
他にもクーラーなどのモータースポーツで必要とされるようなチューンアップパーツの追加が出来るスペースを設けたり、と色々配慮がなされているようです。86と一緒で、モータースポーツ等への参加の門戸のハードルを下げるために結構努力されているようです。
これだけ考えられているのなら、公道でも楽しく、サーキットにも対応出来る良い車に仕上がっていそうですね。これはますます試乗してみたくなりました。
Posted at 2019/01/21 12:50:45 | |
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くるま | 日記