
ジュネーブショーでは色々なメーカーの新型車の発表があり、時代はEVへ流れているようですが、古式ゆかしい?
モーガンからも新型の発表がありました。外観上は今までのモデルと変わらないようですが。多分一般メディアでは紹介されなそうなので記事にしてみました(爆)。
現行の4/4やプラス8などとほとんど変わらない外観でクラシックですね。キャンバストップのはずですが窓もありません(爆)。平面のフロントガラスに小振りのワイパーが3本というのはトヨタのFJクルーザーが生産終了となった現在では乗用車では世界で唯一でしょうか。
オプションでハードトップが用意されているようですが、後付け感満載ですね(笑)。でもちゃんと窓もあります。
室内はそれほどスパルタンでは無くて革装の上品な感じで、以外と居心地は良さそうです。
ボディカラーはオプションで色々な選択があるようですが、ローンチエディションのブリティッシュグリーンもお洒落ですね。
外観はクラシックな感じですが、実は中身は接着構造のアルミのシャーシーです。新世代?のプラットフォームでねじり剛性も100%増しだとか。重量は95Kgなのでかなり軽いですね。それでいて、コクピット周りやリアセクションが木製なのはさすがモーガン。しかもエンジンはBMW製のB58型3L6気筒エンジンです。以前もBMW製の4LのV8を搭載したモデルもありましたが、数値上は更にパワフルです。カバーのエンブレムはモーガンになっているようですね。重量配分も良さそうです。
コクピットの眺めも、アナログメーターや木製のメーター周りと古風なのに、シフトレバーだけBMWの最新型なのが違和感ありありですね(苦笑)。
開発時点ではこんなカモフラージュ柄の車両も走っていたようですが、モーガンなのはバレバレですね(笑)。逆に目立ってしまって新型なのをアピールしている気がします。
でも、外見に似合わず高性能です。車重が1075KgなのにB58型搭載なので0-100Km/h加速は4.2秒ですし、CD値なんか0.5-0.6くらいありそうなのに(爆)、最高速も267Km/hも出てしまいます。風の巻き込みなどで本当の最高速が出る前にドライバーのリミッターがかかりそうですね(笑)。タイヤも前235後255の19インチのようなので、コーナリングも速そうです。
こんな感じで走れたらとても気持ちが良さそうです。
こんな新車の一方で木製フレームの4/4(世界一長く生産されている車です)なども製造しているある意味化石のようなメーカーですが、実はモーガンはイギリスの自動車メーカーでは創業110年の間一度も身売りなどせずに存続している希有なメーカー(他にはアストンマーティンくらい?)だったりもします。御当地のオーナーさんは直接工場まで行ってみんなの歓迎を受けて納車してもらうらしいです。
価格は9万ユーロなので日本に導入されるとすると1000諭吉以上と思われますが、このサイズでこの速さだととても楽しそうです。公道で乗るならアルピーヌA110のように楽しめる高性能な気がします。ゆっくり走っても気持ち良さそうですし。いつかはモーガン…と行きたいですが、納車までに2年近くかかるみたいです。まあ、いつまで待ってもスタイルは一緒なので気長に待てる車ですね。
Posted at 2019/03/07 17:51:43 | |
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くるま | 日記