今Dセグメントのセダンでは一番スポーティなキャラクターと思われるアルファロメオのジュリアですが、
ディーゼルモデルが終了のようです。元々セダンそのものの販売が思わしくなく、車種整理のためかもしれませんがちょっと残念ですね。
アルファロメオジュリアのディーゼルとしては新作でてアルミブロックを採用し、ZF製8段ATを含めても重さ155kgという気合いの入ったエンジンで馬力も190ps//450Nmとそこそこパワフルでした。
SUVのステルヴィオにも同型のエンジンが搭載されていますがこちらのパワーは210ps/470Nmとさらにパワフルでした。セダンのスペックも同じにすれば良いのに、と思った記憶があります。
せっかくの新作のエンジンなのでもったいないなぁとは思いますが、ドイツ御三家のディーゼルエンジンは48Vのマイルドハイブリッドシステムにするなどアップグレードされているのに対して放置されている感が否めないですね。
新型Cクラス220dも200ps/440Nmにパワーアップしているようです。
そう言えばマセラティのレヴァンテもディーゼルモデルは終了になったようですが、以前
マセラティギブリのディーゼル版に試乗した時には特にトルクが太い訳でもなく、エンジンの吹け上がりもそれなりで全く魅力を感じず「やっぱりマセラティ乗るならガソリンだなぁ」と思った記憶があります。やはりイタリア車のキャラクターにはディーゼルエンジンは合っていないのでしょうか。
逆にFIAT500や今は亡きクライスラー(本当はランチア)イプシロンのような小型車にMTでディーゼルの方がキャラクターに合っているのかもしれません。
各社ともEV化に向けて全力のようでディーゼルに関しては新規開発の余裕は無いのかもしれませんが、ちょっともったいないですね。
Posted at 2021/06/29 12:16:15 | |
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