遅ればせながら、明けましておめでとうございます。今年こそコロナ禍が収束して心おきなくカーライフが楽しめるといいですね。
さて、年末のブログで紹介したメルセデスベンツの
新型EVの「EQXX」、正式発表になりましたね。現行でのフラッグシップのEQSに比べるとかなりルーフが低くなって4ドアクーペ風ですね。
上から見るとボディ後半が結構絞り込まれている感じで、マクラーレンのスピードテールに近い印象ですね。ルーフのガラスは太陽電池のようです。

実際に空力はかなり吟味されているようで、CDはなんと0.17!!だそうです。以前VWにあったほとんど実験車のモデルを除けば世界一の数値ですね。
バッテリーもEQSに比べると体積で50%少なく、重量も30%軽量だそうです。それでいて1回充電で航続距離1000Kmは凄いです。
写真から比較してホイールベース値がEQSが3210mmなのに対してEQXXが2800mmと短めになっていますが、その分リヤのオーバーハングが延長されている感じです。写真から大まかに計算すると全長はEQSの5216mmに対してEQXXは5019mmとやや短く、全幅はEQSの1926mmに対してEQXXは1892mmとやや細いです。
コクピットはEQSに準じた感じの全面ディスプレーですが、ややスポーティーで簡素な感じも受けます。
車内もEQSより410mmホイールベースが短いだけあって余裕の広さという感じでは無いですが、大人4人なら必要十分でしょうか。ルーフ後半がかなり低めになっているのでリアシートは寝ている感じで、実際はポルシェのタイカンやアウディのE-Tron GTより狭そうです。
しかし、色々な新素材を使用しているらしく、発表資料では車重がなんと1750Kg!!
このサイズのEVとしてはかなり軽量で、ミドルサイズのEV並みでSUVならコンパクトSUV以外の全てより軽い感じです。出力が150Kw(204ps)程度というところがちょっと物足りない感じですが、この重量なら十分に速いでしょうし、空気抵抗を考えたら高速走行は現行のハイパワーEVと互角かもしれません。まだコンセプトの段階のようですが、市販時に重量はそのままで出力アップしているといいですね。
実際の市販時にはどれだけコンセプトに忠実になっているかですが、EQSの時もほぼショーカーに近い感じでしたので、この出来映えなら今すぐにでも欲しいですね。幅がちょっと広いのとリヤシートが微妙に狭そう(その分トランクスペースは広そうです)なのが許容範囲なら現行EVでは一押しの車になりました。
Posted at 2022/01/04 12:18:11 | |
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くるま | 日記