
ジュネーブショーでの発表から丸々2年、DSの大型セダンのDS9がいよいよ日本にも上陸するようです。
まだ詳細ははっきりしませんが、PHEVでパワーは250ps/360Nm、EV走行可能距離は61Kmのようです。他にもエンジンのグレードはあるようですが、正式発表は3月17日のようですね。
ちょっとクーペライクですが全長は5M近いので室内はそこそこ広そうでC6と同じくらいでしょうか。
室内はDSならではのアヴァンギャルドな感じで高級感があり、ゆったり出来そうですね。
パワーからの動力性能はそこそこのようですが、サスペンション周りはフロントガラスに装着されたカメラが前方の路面を常時ハイスピードスキャンし、車両が通過する前の路面の凹凸を識別。4輪のショックアブソーバーの減衰力をリアルタイムで最適に電子制御するそうで、フランス車ならではの快適な乗り心地かもしれません。
海外でのデータテストがありますが、0-100Km/h加速は8.7秒(0-97Km/h加速では8.6秒)なので「遅くはないが格別速くもない」といった感じです。我が家のミドリーヌ号は0-100Km/h加速は7.2秒なので、乗り換えるとやや遅く感じるかもしれません。しかし、アクティブスキャンサスペンションを作動させていると乗り心地や静粛性はかなり良いようですね。
テストでは14.0Km/Lの燃費でしたが、PHEVにありがちで燃料タンク容量が42Lと少ないので満タンでの走行距離は621Kmと、それほどでもありません。大型の高級セダンでしたらもう少し航続距離が長い方がありがたいですね。
全幅は1855mmのようなので普段使いにも支障なく、豪華な室内で乗り心地も良ければ高級セダンとして選択肢の一つになりそうです。動力性能だけ見ると同カテゴリーのドイツ車には見劣りする感じですが、シトロエンならではの違う魅力があると思います。あとは価格がどれくらいかにもよりますね。
当初の発表では360psの4駆バージョンもあったようですが、こちらのエンジンで燃料タンク容量がもっと大きいモデルが来るようでしたら、かなり魅力的ですね。
Posted at 2022/02/22 12:17:40 | |
トラックバック(0) |
くるま | 日記