世の中は総EV化に向けて進んでいる気配もありますが、現行の車両をカーボンニュートラルに出来るバイオ燃料の開発にも期待したいところです。昨年試験的に販売したユーグレナ由来の
バイオディーゼル燃料を今回は一般販売するようです。
昨年販売したケースでは期間も3日間限定でバイオ燃料も全体の10%混合でしたが、今回は期間を定めず混合比率も20%まで上がりました。2割のカーボンニュートラルになるので我が家のミドリーヌ号(ALPINA D3Biturbo)なら1600cc相当のC02排出量になるのでエコ度が少し上がりましたね。例えばこれをプジョーやシトロエンの1.5Lディーゼルに使用すれば1.2L相当になって、生産時からのトータルなC02排出量は2t超えのEVと同等かそれ以下になるはずです。
前回の試験販売ではバイオ燃料混合のガソリン、軽油は一般品と同価格で販売されていましたが、今回はどうなのでしょうか。本当は価格が上がると思いますが、まだ店舗が限られているのでサービス価格でしょうか。ガソリン燃料の方も是非発売して欲しいですね。
店舗は名古屋なのでそうそう気軽には給油に行けませんが、近くに寄った際には給油してみて一般の軽油とフィーリングの違いがあるかどうか試してみたいですね。
ちなみに、日本はEV化に遅れていてCO2削減も低レベルかと思われていますが全然そんな事はなくて、先進国の中では一番削減率が大きいです。アメリカやドイツなどは逆に2001年よりCO2消費量が増えているくらいです。このデータからはCO2削減が進まない欧米諸国が無理やりEV化を唱えて日本にも迫っている図式が見えますね。
ですから、まだ先が見えず従来のリチウム電池生産ではますますCO2消費も増大させるので、バイオ燃料なども含めた色々な選択肢でCO2削減をトータルで削減する試みが大切ですね。
Posted at 2022/06/08 07:27:40 | |
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