
技術は年々進歩するのが当たり前ですが、自動車関連のものでも色々出てくるようですね。自動運転に必要なデバイスとしてLiDARがありますが、大手サプライヤーの
ヴァレオが新型のLiDARを2024年からステランティスグループの複数モデルに搭載するようです。
この第3世代LiDARは、150m以上先の物体を識別でき、これまでにない解像度で車両周辺の3D画像を再現するそうです。実際の数値は不明ですが第2世代の約50倍の解像度というとかなりなものの気がしますね。平面なら2500倍、3次元なら125000倍ですから圧倒的な情報量ですね。これなら自動運転レベル3も軽くクリアーする性能なのかもしれません。
日産もルミナー製の次世代型LiDARをテスト車に搭載して走行テストやデモを行なっているようですが、こちらも検知距離が300mという性能で危険回避能力が凄いようです。こちらはすぐに自動運転を目指している訳ではないようですが、遅かれ早かれ次世代自動運転車に搭載されそうですね。
ヴァレオの新世代LiDARはかなりの台数に搭載されて量産効果でコストも低くなりそうなので、20〜30万円くらいのエクストラコストか、ひょっとすると標準装備になるかもしれませんね。
そう考えると、今新車をオーダーしても半年から1年は待つ現状でしたら2024年にレベル3の自動運転が現実的なコストで装備されるのを待つ方がどう見ても得策の気がします。とか言っていると、2025年辺りには全固体電池の実用化も見えてきますし、ここ2、3年は新車を買ってもあっという間に陳腐化する可能性がありますね。
今買える内燃機関の楽しい車を購入するならともかく、新技術の車を考えているのならここ1、2年は様子見の方が良さそうですね(爆)。
Posted at 2022/06/17 12:08:29 | |
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くるま | 日記