
表題の通り、年に1度のBMCエアクリーナーエレメントの洗浄をしてみました。昨年は9月だったのでちょっとずつ時期が早まっていますが、それでも
前回洗浄時から9000Kmほど走行していたので一昨年は本当に走行距離が少なかったのですね。

例によってエアクリーナーボックスからエレメントを外しますが、一番手前(写真では奥側です)がフックで引っかかっているので、ここを丁寧に外してやらないとやりにくいです。一番最初のものは猛暑時に適当に外そうと思ったら外側のプラスチック部分がもげてヒビが入ってしまったので、それからはちょっと慎重にしています(苦笑)。今回も涼しかったのでプラスチック枠の損傷は防げました。
外したエレメントを軽く叩いて虫さん達にさよならしますが、こちらも昨年より減った感じが。エアクリーナーボックスにも大きな虫は入っていませんでした。
昨年購入したK&Nのクリーニングキットの残量がまだ余裕だったのでそのまま使用します。クリーナーを全体に吹き掛けて10分ほど放置してから水道水で軽く流します。以前は最初の洗浄の際にドロドロした茶色のオイルが流れ出てきたのですが、最近は赤いオイル成分がちょっと出てくるだけで比較的綺麗です。以前はオイルの塗布量が多過ぎたのかもしれませんね。
3回ほど洗浄を繰り返したら、水分を飛ばすのに影干しです。今回は雨模様だったので1日半放置しておいたのでしっかり乾きました(爆)。
その次はオイル塗布ですが、K&Nのクリーニングキットだとスプレー方式なので均等に塗れてありがたいです。BMC純正のクリーニングキットだとオイルはドロっとした液状で直接エレメントに塗っていくタイプなのでムラになりやすく、塗り過ぎの部分は全体に染みるのを待ってから拭き取らなければならなくてちょっと面倒でした。
装着後エンジンをかけるとやはり静かになっています。吸入抵抗が減ったのか、洗浄前よりも少ないアクセル開度でもエンジンが軽く吹け上がります。しっかり洗浄で復活したのが実感出来ますね。現在のエアフィルターはかれこれ20万Km走行して10回は洗浄していますが体感上は劣化の気配は無いので、30万Kmくらいは余裕で行けそうです。
純正のエアクリーナーエレメントと比べると、純正品はかなり分厚いフィルター本体に加えて保護用?のスポンジ部分があり、なおかつ短辺部分はエアクリーナーボックスと接触しているようで型が付いて綺麗です(爆)。これでは実質の吸入面積は2/3くらいだと思われます(苦笑)。そしてBMCフィルターの吸入抵抗の少なさも考慮すると純正品の2〜3倍近くは吸入抵抗が少ないと思われるので高性能ですね。
洗浄キットの費用はかかりますが、毎年の洗浄で性能はきちんと復活し、20万Kmは余裕で性能が維持出来ているのでコストパフォーマンスは高いと思います。最近のエンジンは基本ターボになって吸気量も以前の大排気量エンジン相当になっているので、高性能化だけではなく省燃費のためにもこうしたエアクリーナーエレメントへの交換はおすすめだと思います。
Posted at 2022/06/28 06:36:52 | |
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ALPINA D3 Biturbo | 日記