やっと我が家にやってきたミドリーヌ2号ですが、最初の印象は、と言えば「ステアリングが太い…」です(爆)。
先代ミドリーヌ号は標準のBMW3シリーズのMスポーツのステアリングより細身のステアリングにラヴァリナレザーを巻いてあったので小さい自分の手にはジャストフィットでした。
今回のD3SはMスポーツと同じ太さですので、感覚的には2倍くらい太い感じです。ただ、標準のBMWのステアリングの感触がかなり柔らかくて繊細なコントロールに欠けるのに比べて、ラヴァリナレザーが硬めに巻かれているのでその点は好印象です。F30世代のステアリングもそこそこ太かったので、最近のBMWに慣れた方なら違和感が無いのかもしれませんね。
そして盲点だったのが、アルピナ独自のスイッチトロニックのボタンです。青色の線で囲んだ部分ですが、グリップが太くなったせいで相対的に位置が移動した感じで、先代のミドリーヌ号(ALPINA D3Biturbo)と比べると微妙に内側かつ下側になっています。その結果として今までは楽々中指で操作出来ていたのが薬指での操作の方がやりやすくてちょっと違和感があります。
実際に
試乗したD3Sではアルピナ専用の小さめのパドルシフトが装備されており、
以前試乗したスイッチトロニック装備のB3はそれより半年前だったので感触を忘れていたようです(爆)。薬指でシフトしていたのでしょうか。手の小さい方、人差し指でもシフトしたい方はパドルシフトを選択されてもいいかもしれません。
また、これはBMWの標準車に起因する問題ですが、メーターが見にくいです。特に反時計回りのタコメーターは感覚的に馴染めません。救いはアルピナカラーの配色だとメーター指針がはっきりしてすぐに分かるところです。コーディングで標準のBMWもアルピナカラーに出来るようなので、気になる方はトライしても良いかもしれません。ヘッドアップディスプレーにタコメーター表示も出来るのであまりメーターを見なくて済むようになったのは幸いです。
これがLCI後になると直線的で途中で曲がる変なメーターになってしまうので、ヘッドアップディスプレーは必須ですね(爆)。メーターの指針は水平のまま平行に斜め移動するのでしょうか。デザイナーの感性を疑ってしまいます。4000回転での屈曲点も意味が無さそうですし、これならいっその事直線にしてしまって欽ちゃんの仮装大賞の審査バーグラフのようにした方が見やすいと思います(爆)。
変わらない事と言えば、シフトレバーが残っているのは良いですね。本家のBMWの3シリーズのLCIでは写真のようにシフトレバーがなくなって使いにくそうなスイッチになってしまいましたが、アルピナはLCI後でも残しているのは卓見ですね。
これらの事は徐々に慣れていって以前の車の感触は忘れてしまうのかもしれませんが、やはり先代のミドリーヌ号は優秀でしたね(涙)。
Posted at 2022/08/26 06:24:26 | |
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ALPINA D3S | 日記