
いよいよ2024年のモータースポーツの幕開けですが、F1は2戦連続でレッドブルの1-2フィニッシュでフェルスタッペン選手の圧勝、2輪のMotoGPもドゥカティ勢が強くてシーズンの先がもう見通せる感じですね。それに比べると国内レースの方が見所が多そうです。
日本の4輪レースではスーパーフォーミュラに18歳の女子高生の野田潤樹選手が参戦する事で話題になりましたが、予選ではスーパーラップが取れなかったためトップからは約5秒落ちの最下位でしたが、本戦ではスタート直後の1コーナーでオーバーランしつつもしっかり17位で完走しましたね。ラップタイムもトップの選手から1秒6しか離れておらず、本番で強い感じです。初のトップフォーミュラで鈴鹿での初レースでこの成績ならほぼ期待通りか期待以上でしょうか。
第2戦以降は走った事の無いサーキットばかりなのでもっと苦戦するかもしれませんが、マシンにも慣れてセットアップも良くなるでしょうから、事前の予想を裏切る好結果を残すかもしれませんね。
そして2輪の方でも、JSB1000クラスでほぼ無敵を誇っていたヤマハワークスの中須賀選手に対して、海外のMoto2から日本に戻ってきた長島哲太選手や、HONDA勢からの移籍でドゥカティワークスからの参戦の水野涼選手、ヤマハからHONDAに移籍の野佐根航太選手など、新規参入や移籍組もタイムが肉薄しており、デッドヒートの予感がありますね。特に長島哲太選手はワークスマシンでも無いのに速いのは腕のせいなのか、はたまた唯一のダンロップタイヤがスペシャルなのか、台風の目ですね。
国内レースというと世界選手権より一段劣るイメージがありますが、ここ数年はスーパーフォーミュラから何人もF1にデビューしていますし、JSB1000も今までヤマハだけだったワークスマシンにドゥカティが絡んできているので見所が多いですね。今シーズンはこちらの方が楽しいかもしれません。
Posted at 2024/03/12 06:55:52 | |
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くるま | 日記