昨年のコンセプトモデル発表から注目していたメルセデスベンツの新型CLA、EVと内燃機関共用設計でデビューしましたね。
写真上段のコンセプトモデルと比較してもほぼ一緒のフォルムで、EVと内燃機関共用とは思えない格好良さだと思います。
サイズも全長4723mm、全幅1855mm、全高1468mmとほぼDセグメントで日常で使いやすそうですね。全幅は1850mmだったらもっと良かったですが。
EV版では後輪駆動モデルは最高出力272psを発生し、0-100km/h加速は6.7秒なので必要十分といったところでしょうか。4駆のCLA 350 は、フロントアクスルに1段ギア付きの108psのモーターを追加し、合計出力は354psとなって0-100km/h加速は4.9秒に向上します。さらにハイパワーバージョンも用意されるようです。
航続距離もWLTPサイクルで792kmと十分長く、実際の走行でも690Km程度走れるようです。これなら何の文句もないですね。急速充電も320Kw充電なら10分の充電で325km走行可能だそうです。
室内はコンセプトモデルのEQXXに似た感じの全面スクリーンですね。EQSのハイパースクリーンとは違って標準装備でしょうか。
リアシートは4ドアクーペなので現行CLAと同様に若干狭そうですが、固定のグラスルーフにしたためヘッドルームは現行モデルよりやや拡大しているそうなので許容範囲でしょうか。
EV版ではフロントにもトランクスペースがありますが、101Lと結構容量がありそうです。形状もほぼ真四角で深さもあって使い勝手も良さそうです。
内燃機関版ではここにエンジンが入るわけですが、元々はEV専用設計だったところに路線変更で新規に開発したコンパクトな1.5L 4気筒プラス27psの電気モーターを搭載しています。前輪駆動では136ps、163ps、4駆バージョンでは190psでディーゼル並みの燃費効率を実現しているとのことで、20km/Lを余裕で超えるようです。
普通に普段使い出来るサイズで動力性能も文句なく、EVとしてでなくても十分な航続距離なので文句なしですね。トランク容量は450Lとやや少なめなのとリアシートは広々はしてなさそうなので、個人的には後から出てくるシューティングブレークが発表されたら即買い、という印象です。もちろん内燃機関版もありでしょう。やっと色々な言い訳無しに使えるEVが出てきましたね。
Posted at 2025/03/25 06:06:59 | |
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くるま | 日記