ビッテさんで装着後、少し走り込んでいるので、改めて軽くインプレッションを書いてみます。
きゃんぞーさんのお話ですとブーストが1.0に上がっているそうで、「ターボラグが大きくなるのかなぁ」と思いましたが、そういう事はありませんでした。それよりも、更に低回転からトルクが出る印象で、1速発進での出足の速さ、スムーズさは感動的です。普段はアイドリング近くでつないで、2,000回転も使わずにどんどんシフトアップするずぼら運転ですが、本当に大排気量のNAエンジンと同等か、それ以上のレスポンスです。掛け値無しに「140i」くらいにはなった感じです。
ノーマルの状態でも、「Z32のVQエンジンより極低回転でのレスポンスがいい!」という感想をもらったので、かなり気持ちいいはずですが、更によくなっています。おまけに、何故か回転落ちの方のレスポンスも上がっているので、クイックシフトとの相乗効果で、マニュアルシフトも結構楽しめます。
本来の目的の、高回転域でのパワーアップですが、バイク乗りの私から見ても、2速全開の速さは「ちょっとやばい領域に入ってきたかな?」と思える程のパワフルさです。普通の方だと怖くて全開にすら出来ないかもしれません。サーキットで試すのが安心なくらいのレベルに来ているような気がします。今のところ、5速以上の全開は、試す機会がないので確認していないので、他のユーザーの方の感想をお聴きしたいです。
全開にしなくても、有効なトルクのレスポンスは更に上がっているので、ワインディングでのアクセルのオン、オフが非常に気持ちよく走れます。ただ、足回りが若干ソフト気味なので、S字の切り返しが連続するような状況だと、ブレーキングとのタイミング取りが難しいかもしれません。そういう意味では、速く走るための左足ブレーキングのためにATを選択する、というのも正解だと思います。早く7速のM-DCTが採用されるといいですね。状況によってはM3イーターになるかもしれません。
燃費ですが、流石にアクセルオンだとノーマルより表示燃費は悪化します。しかし、定速走行ですと、ノーマルと同等かほんの少しいい(0.5Km/L)ような印象ですので、燃調をつめてあるのだと思います。ノーマルよりトルクアップしているので、素早く加速して定速走行に持ち込むパターンだと、ノーマルより燃費がいいかもしれません。
昨日は雨だったので、比較のためにサブコンオフにしてずっと走っていましたが、やはり、1速発進時のから速さ、レスポンスは鈍くなります。逆に加速時のエンジン音はややおとなしい感じですが、サブコンオン時のレスポンス、加速のよさに慣れてしまうと、「ちょっとだるいかな」と思えてしまいます。燃費の加減はアクセルの踏み方次第なので、常時オンで全く問題ないと思いました。サーキットで全開状況が多くなると、冷却系、排気系の心配などをしないといけないかもしれません。
Posted at 2008/06/22 10:18:40 | |
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135i | 日記