
『e燃費アワード』というものがあるらしく、今年で5回目らしいですが、2010年1月1日〜12月31日までのユーザーからの約50万人!からのデータを元にランク付けしたそうです。
詳細は
こちらに詳しいですが、95%の信頼区間と書いてあるので、きちんと統計を取った結果のようですね。カタログデータよりはかなり現実的だと思います。
さて、その結果は…昨年デビューの新型車では「フィットハイブリッド」が当然1位、以下は「ポロ TSI」、「CR-Z」、「マーチ」、「ゴルフ TSI」と並びます。フィットが2位に約2Km/Lの差を付けていますが、ハイブリッドなので当然の結果かと。
輸入車部門では「ポロ TSI」、「フィアット500」、「ゴルフTSI」、「フィアット パンダ」、「ゴルフ バリアントTSI」となっています。フィアット500以外は全部ダウンサイジングターボですが、今年はツインエアがデビューするので、また結果は変わりそうですね。
国産部門では当然上位はハイブリッドが独占で、ほぼ順当に「プリウス」、「インサイト」、「シビック ハイブリッド」、「フィット ハイブリッド」ですが、5位に「iQ」が入って健闘しています。デミオはどうだったのでしょうか?
順位としては納得いく結果のような気がしますが、ここで問題なのは「カタログ燃費達成率」で、ハイブリッド車がほぼ60%なのに、ヨーロッパのダウンサイジングエンジン勢は80〜90%を達成しています。如何に現行のカタログデータが当てにならないかが良く分かります。そういう意味では、iQは燃費達成率は73%で頑張っていると思います。やはり、軽量な車体が効いているのでしょうか。
こちらの
ニュースでは国土交通省が「平成22年の燃費の良いガソリン乗用車ベスト10」を発表していますが、単にカタログデータを並べただけのもの。何か意味あるのでしょうか。それよりは、実情に即した燃費表示検査の設定をしてもらいたいものです。
そうでないと、くだらない燃費計測モードで好成績を出すためのセッティングにした日本車は「カタログデータばかり良くて、実際には走らない」という評判を払拭出来ないと思います。ここにもガラパゴス化が起きていますね。
ちなみに、我が愛車D3君の実測燃費は15.55Km/L…このランキングだと新型車部門ではマーチを抑えて第4位、輸入車部門ではゴルフTSIを抑えて第3位…パフォーマンスを考えたら信じられない程の好燃費です…って、結局これが言いたかったりして(爆)。
早くスカイアクティブディーゼルがデビューして、データばかりのハイブリッド勢を打ち負かして欲しいです。
Posted at 2011/04/01 17:05:58 | |
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ALPINA D3 Biturbo | 日記