今年実家の妹のところに納車されたジュリエッタ、なかなか運転出来る機会がありませんでしたが、やっと少し乗らせてもらいました。
実家に帰った時に、川崎の「コストコ」まで買い物に行こうという話になり、そこまで運転させていただく事になりました。
ドアを開けると黒が基調のスポーティーなインテリアです。シートはフル電動なのでしっかりポジションがとれて満足。イタ車にイメージするような寝そべった姿勢でなくても(爆)大丈夫でした。アルミペダルも格好良いです。
ステアリングもスポーティーな革張りですが、BMW程は太くなく、自分好みです。パドルが付いているのも好印象。メーターの水温計などはなぜかイタリア語表記です。
エンジンスタートはいまや少数派?のキーを捻るタイプで発進です。エンジン音は格別静かという程でも無いですが、アルファロメオから受けるイメージからするとちょっと大人しい感じです。
まずは車庫からバックで出そうと思ったら、日本仕様のインパネに入ったカーナビにはバックモニターが付いていたので重宝しました。
いざ走りだすと、1.4Lから想像するよりもトルクは太く、「120i」と同様な感じでするする加速します。ツインクラッチもなめらかで、2000回転より下でどんどんシフトアップしてしまいます。
普通に街乗りでしたのであまり急加速はしませんでしたが、パドルでのシフトダウンのレスポンスも良く、気持ち良いです。
乗り心地も、アルファロメオから想像するより(爆)ずっと良く、普通です。
ブレーキのタッチがやや柔らかい印象で少し踏み込んだところから効く感じがしましたが、慣れの問題かもしれません。
試乗記などでは「ペダルが左に寄っている」との指摘もありましたが、右ハンドルのボクスター程の違和感はなく、特に問題ないと思いました。
前に助手席に乗った時にも感じましたが、車体の大きさから想像するより、遥かにハンドルが切れるので、小回りがしやすいです。BMWのようなアクティブステアリングでもなく、5シリーズや7シリーズのように後輪が切れる訳でも無いのに、これはありがたいです。「FFのイタ車」から予想するより1.5倍くらいハンドルが切れる感じで、都内の細い道を走るにはとても助かります。
車幅は1800mmなので「ちょっと短い3シリーズ」というボリュームのはずですが、ハンドルの切れもあいまって、もう少し小さい車に感じました。
ステアリングそのものも適度にダイレクトで国産車のような頼りなさは無く、これまた好印象です。
本格的に飛ばした訳ではありませんが、1シリーズやVWゴルフと充分ためを張れる出来だと思いました。あとはFRへのこだわりや、スタイリングの好みでしょうか。
コストコからの帰りは川崎駅で降ろしてもらうので素直にリアシートに座りましたが、左右方向はややタイトな感じがしますが前後には充分余裕がありました。思ったより車内高もあります。
ただ、逆サイドから助手席の姫が「ドアが開かないよ〜」と困っていました。デザイン上の特長のドアノブに気が付かなかったようです(笑)。
でも、当の妹も納車時に
「あれ、私2ドアの車買ったっけ」と思ったそうです(爆)。
降ろしてもらって発進する姿、なかなか格好良かったです。今度はもう少し飛ばせる環境で乗ってみたくなりました。
Posted at 2012/10/19 23:07:10 | |
トラックバック(0) |
試乗インプレ | 日記