メルセデスの新型Eクラスのデビューフェアのお知らせをいただいたのでディーラーさんに出掛けてみました。試乗車も用意されていたので早速乗らせていただきました。
まずは担当さんの運転で店内敷地の駐車場で自動パーキングのデモンストレーション。そろそろ走っていくと駐車スペースを感知してメーターに告知してくれます。それを指定すると今度は前向き駐車か後ろ向きの選択に。後ろ向きを選択すると、ゆっくりと後退しながらクルクルとハンドルが回って1回切り返しの後ピッタリと駐車してくれました。
自分で乗り込んでポジションを合わせると目に入るのが、センターと連続した超大型の液晶メーターです。写真は左ハンドルですが、試乗車はセンター部分の左半分はナビゲーション画面で、右側はメーター表示です。最新型だけあって表示が色々なパターンに選べるのは良いですが、普通の立体感のあるメーターの方がちょっと高級かな、と思いました。慣れれば便利な気がしましたが。ちらっと試乗しただけではいじる部分が多すぎて分かりません(爆)。
ステアリングの水平スポーク部分にある小さなボタンが何とタッチパネルになっていてここだけ触ってもマウスのようにコントロール出来るのはビックリしました。ハイテクてんこ盛りですね。
実際に走りだすとさすがEクラス、静かで乗り心地も良いです。エンジン音よりエアコンの作動音の方が気になります(爆)。
少し空いた道で加速してみましたが、E200だと1670Kgの車体に184ps/300Nmなので、特に不満はないもののそれなりの加速でした。アクセルをやや大きく踏み込むとキックダウンして気持ち良く回って加速しますが、急にエンジン音も大きくなるのでちょっと興ざめでした。動力性能としては不満はないですが、自分なら194ps/400NmのE220dを選ぶ気がします。
同乗していた助手席の姫は乗り心地やシートの座り心地が良かったようなので、かなりの好印象でした。E220dなら加速しても静かなままでしょうし、満タンで余裕で1000Kmくらい走れるでしょうから、また乗ってみたいです。
その次はなぜかBMWのディーラーさんに寄って、やっと新型のB47エンジンになった320dに乗らせていただきました。
エンジンをかけると静かです。特にディーゼル特有のカラカラ音がしないので、車に詳しい方でも分からないかも。振動もありません。
走り出しても印象は一緒で、低速からしっかりトルクが出ています。1500回転以下からでも低いギアならしっかり加速して、とてもシングルターボとは思えません。以前試乗して
好印象だった118dのトルクとパワーが一回り大きくなった感じで、ツインターボのC220dやVolvoのV60と遜色ない感じです。
回転を上げて見ても綺麗に回ってパワフルですが、試乗車は降ろしたて(走行距離が150Kmでした)だったので3500回転までに留めましたがそれでも充分でした。
マニュアルシフトの固定で7速(ミドリーヌ号の6速とほぼ同ギア)から加速しましたが、以前のN47エンジンだとほとんど加速しなかった1300回転からでも充分に加速して雲泥の差です。
8速ATならではの変速の速さ、滑らかさもあって高回転まで回さなければミドリーヌ号のN47ツインターボとほぼ互角に近いレベルまで来たなぁ、と思いました。まだメルセデスの新型ディーゼルOM654は日本に来ていませんが、Volvoのディーゼルと三つ巴な感じがします。残念ながらマツダのスカイアクティブディーゼルはちょっと差を付けられたという印象を持ちました。
厳密に比較するとミドリーヌ号の方が3種の神器(BMCフィルター、ミリテック処理、1ウェイバルブ)の装着で更に滑らかで高回転までパワフルなのですが、普通に乗っていれば遜色ない感じです。7年の技術の進歩は素晴らしいですね。
E200と320dを比較してみると、車格と装備、乗り心地などではE200に分がありますが、エンジンの性能や走る楽しさでは320dでした。という事は秋に来る
E220dには大いに期待出来そうですね。直6ディーゼルが復活してくれれば(どうもBMWは導入しそうにないので)最高ですね。
Posted at 2016/08/01 17:48:43 | |
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