FIATの500の新色のお知らせをいただいたのでディーラーさんに久し振りに出掛けてみたら、デビュー直前のアルファロメオのジュリアが置いてあったのでガン見してしまいました。
室内に置いてあったのはやや濃いモンテカルロブルーのスタンダードモデルで、2Lの4気筒、パワーはパワーは200ps/330Nmです。発表の写真でもなかなか格好良かったですが実物も格好良いです。
室内はベージュの革装とウッドのトリムで上品、ちょっとイタリアンテイストです。
こちらは4駆のモデルでパワーは280ps/400Nmとかなりパワフルです。車重も1670Kgでそれほど重くないですね。やや明るめのブルーでなかなか好みですが、左ハンドルしか用意されないそうです。こちらの内装はブラックでスポーティでした。
お店の外にはクアドリフォリオも置いてありましたが、こちらはボディサイドのカーボンスカートや大径ホイール、4本出しのマフラーなど迫力一杯でした。ウェット路面でRモードにすると簡単にリアが出てしまうらしいです。
更にもう1台ホワイトのスタンダード車があったので「試乗出来るのですか?」と聞いたらなんとOKがもらえました。正式発表は来週なのに、乗らせていただけるとはさすがイタリアン(爆)。
乗り込んで見るとフル電動シートなのでしっかり調整出来てポジションはしっかり合いました。ホールドも適度でしっくりきます。
走り出すとスムーズに加速します。ATはZFの8速でBMW等と共通のようですが、BMWに比べるとシフトアップまでやや高回転まで引っ張る感じですが、それでも滑らかです。振動はありませんがエンジンサウンドはちょっと元気な感じで、マセラティほどでは無いですがちょっとイタリアンな感じです。まだ走行600Km程のド新車だったのであまり回しませんでしたが、320iよりは力強い印象です。
ステアリングの手応えは予想していたより軽めですが滑らかで特に違和感はありませんでした。アルファロメオとしてはかなり久々なFRですが素直です。
ブレーキもかなり効きが良くて加減もしやすくOKです。
乗り心地も良く、ちょっと走ったくらいでは特に不満は感じませんでした。
これで廉価版のバージョンは446万、スタンダードが543万、ハイパワーの4駆版が597万円なので3シリーズなどとガチで勝負出来るかな、という感じでした。クアドリフォリオはさすがに1132万円と高価ですが、510ps/600NmのパワーならM3/M4やアルピナB3BiturboSなどと同等の性能なので納得です。
個人的には4気筒のハイパワー版で後輪駆動のモデルがあれば良いなぁ、と思いましたが、その内追加されないでしょうか。クアドリフォリオも機会があったら試乗したいですね。
あえて難点を上げれば車幅が1865mmとやや広めなのと、燃料タンクの容量が58Lとやや少なめなところでしょうか。でもかなり魅力的な車だと思いました。
Posted at 2017/10/08 21:51:48 | |
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