
タイトルでピンと来た方は結構オールドファンかもしれませんが(爆)、以前お伝えしたモーガンの
3ホイーラーの後継機種が正式発表されましたね。その名も「スーパー3」です。
先代と元祖の3ホイーラーはオートバイの空冷Vツインエンジンを車体の前部に搭載し、1輪の後輪を駆動するという独特のレイアウトでしたが、新型のスーパー3は後輪駆動の3輪車という基本は一緒のものの、エンジンはフォードの1.5L3気筒水冷エンジンを縦置きしています。
エンジンが見えなくなったので(当たり前?)顔付きがガラッと変わりましたね。ラジエーターが正面ではなくて2個に分かれているのも独特です。
サスペンションアームはもちろんダブルウィッシュボーンで、レーシングカーのようですね。
後ろから見ると特徴的なプロポーションですね。後輪は4輪の流用のようですが
前輪は流石にバイク用でも適合サイズが無いようで、エイボンとの共同開発による専用タイヤです。
パフォーマンス自体も、先代までは排ガス規制の縛りもあって日本仕様は69psでしたが、新型なら最新の排ガス規制も難なくパスして120ps/150Nmのパワーをフルに発揮出来そうですので、格段に速くなるのではないでしょうか。0-100Km/h加速は7秒ジャストのようですのでそこそこ速いと思います。最高速は運転手が耐えらえる速度でしょうか(爆)。車重は少し重くなりましたが、それでも635Kgとかなり軽量です。
新世代のアルミ製プラットフォームを採用したので、ボディ剛性も衝突安全性も格段に向上したようです。写真では船のように見えますが(爆)向かって右側がエンジンが搭載される前側です。オープンカーでもドアが無く!!バスタブ状なので、剛性も結構高そうです。
メーターはモーガン初のフルデジタルメーターで、なんと(爆)USBジャックもありますのでオーディオも聴けそうです。暴風で聴きにくいかもしれませんが(苦笑)。
燃費は14Km/Lくらいで32Lの燃料タンクだと450Km程度走れそうですが、その前に身体が音を上げそうです。
更に、斬新なサイドプレートを装備する事によってパニアやラック、ラゲッジキャリアが装着可能…って、トランク無いのでしょうか(爆)。こちらの動画を見ると、バッグなどは確かにボディサイドに装着しています。波打ち際も走っているので直進性には問題なさそうですね。
新型は先代の2倍の生産量を計画しており、4輪のプラスフォー、プラスシックスと合わせて年産1500台以上になるそうです。アルピナ並みですね(爆)。
このモデルに限らず、モーガンは速く走ってもゆっくり走っても楽しそうですし、見た人も癒す存在ですね。いつかは欲しいです。
Posted at 2022/03/02 07:32:58 | |
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くるま | 日記