
以前に代車でG21の320dxDriveツーリングを乗っていた事もあり、アルピナD3Sを受け取ったらすぐに普通に走れるかと思ったら、一筋縄ではいかない部分もありました。
大まかな設定はiDriveのメニューから呼び出してそこそこ出来ていたのですが、ナビゲーションの目的地の整理や変換など、どうやったら良いかその場の操作だけからでは分かりませんでした。
そこで取り扱い説明書を読んでみようと思いましたが、書いてない…良く読むと「ナビゲーションやエンターテイメントシステムに関しては正規ディーラーで製本版をお求めいただけます」…って、何じゃそりゃ(爆)。しかも、問い合わせてみたら何と2200円!!アルピナだけではなく標準の3シリーズでも同じ扱いのようです(涙)。
仕方が無いのでまずはBMWのウェブサイトなら電子版がダウンロード出来るかと思って行ってみましたが、「17桁の車台番号を入力してください」という要求が。車検証を引っ張り出して入力しましたが、表示してくれません(またまた涙)。
ここでお気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、アルピナは独立した自動車メーカーとして認定されているのでボンネットなどにはベースとなった「WBA」で始まるBMWの車両番号をバッテンで消して「WAP」で始まるアルピナ独自の車台番号が刻印されています。こちらが車検証などに書いてある正式な車台番号なのですが、BMWのサイトでは受け付けてくれません。
やむなくボンネットを開けてBMWの方の車台番号をメモって入力し、やっとナビゲーションの取説がゲット出来ました(爆)。読んでみたらあまり役に立たなかったので、2200円払わなくてよかったです(苦笑)。
車両の修理などで部品を発注する際も、BMWの車台番号を基に発注をかけたり、アルピナ専用部品はアルピナの車台番号で発注したりで結構面倒くさいシステムになっていますね。
ちなみに、LCI後のB3/D3Sではこの赤線で囲んだ部分にアルピナの車台番号の刻印が見当たらないので、最新モデルはこの刻印がされていないようです。アルピナのアイデンティティが薄れるようでちょっと残念ですね。車検証にもBMWの車台番号しか書いていないのでしょうか。
と思っていたら、拡大写真を見つけたのでよく見たら刻印してあるのはアルピナの車台番号の方でした。BMWの車台番号の方は逆にどこに行っちゃったのでしょうね(爆)。
Posted at 2022/09/02 06:31:39 | |
トラックバック(0) |
ALPINA D3S | 日記