
グゥレイト!
どうも、タマゴヤです。
サボってますねぇ・・・すっかり(笑)
先日、ゴリッと乗り替えたVWゴルフヴァリアントでそこそこロングドライブしてきました。紅葉シーズンな地方ですね。
いやぁ~楽です、ゴルフ!「アダプティブクルーズコントロール」が楽過ぎるッ!
高速道路をほどよいスピードでビューン・・・これだけでも単純に道具として優れているだけでなく、ドライビングプレジャーを感じますね。
ワインディングもドライブしましたが、下手な自称スポーツカーなんかより全然コーナリングが鋭い&快適!
ただ、燃費を試したかったのでずっと「エコモード」でしたが、コレはちょっとワインディングの上りはやや非力で燃費も良くなさそうでした。ドライバビリティも少し不自然?
トータル燃費で、高速中心のエコモードと街乗り多めのノーマルモードでは1km/Lほどしか違わない感じなので、これはずっとノーマルモードの方が私には合う感じでした。
・・・という、クルマインプレでした(笑)
はい、自転車です。
MTBやめました。
チネリ、タイム、カレラの試乗会にちょこっと行ってきました。
ジャージレーパン無しの普段着乗り、シューズは貸し出しのビンディングシューズで試乗です。
試乗コースは平坦短距離ストップ&ゴーの”悲しい”コース・・・。
インプレなんか出来ない試乗コースですが、「印象を伝える」程度になるので、ご了承クダサイ・・・
まずは↑の写真の、『カレラ AR-01』から。
フレーム形状はビックリの、あの『LOOK 675』や『795』テイストのトップチューブからステムまでが一直線になる一角獣スタイルのエアロロード!
しかも、職人によるオーダーペイントの「悪魔カラー」仕様! マット仕上げですが、派手派手です!
このAR-01、なかなか面白い仕様で「3ブレーキシステム」というフレームになってます。
ブレーキが3個付くのではなくて、3種類のブレーキが使えちゃう!
一般的なキャリパー、エアロフレームに多いダイレクトマウントブレーキ、ディスクブレーキの3種類!
ディスクを選択する場合は、専用フォークを注文時に選択する必要あり。
AR-01を走らせてみる!
フレームサイズはMサイズ、デカいです・・・2サイズ大きいです。
トップチューブの位置が高いデザインのフレームなので、信号待ち状態で股間にトップチューブが直撃しちゃってます(笑)
当然のことながら、ダンシング時には内腿に当たりまくり!この辺は適正サイズで乗ると、きっとマシに・・・
カレラが作るエアロフレーム、どんなもんかなぁ?と思って乗りましたが・・・至極真っ当!!
縦に硬くなりがちなエアロフレームですが、縦横の剛性バランスが良くてダンシングの振りも軽いです^^
全体的に走りが軽やかで、乗り心地も良好なオールラウンダーって感じで、「よく出来てた最新エアロフレーム」に相違ないです!
ポジション出しに問題になりそうな、専用ステムとかが気になるかもですが、このビジュアルがすべてをブッ飛ばしますね(笑)
私は普通に欲しいですが、このペイントだと50万円を超えちゃいます(;・∀・)
お次はタイムのフラッグシップ『スカイロンAKTIV』
以前、名古屋サイクルトレンドでは普通の「スカイロン」に試乗しましたが、薄れいく記憶を辿ると・・・「先代ZXRSより遥かに乗り易くはなってるけど、剛脚さん向けのレーシーなバイク」という印象でした。
今回試乗したスカイロンAKTIVには、振動減衰機構を内臓した「AKTIVフォーク」が装備されてます。
横から見ると、エアロなブレード形状に見えなくもないフォークですが、何より乗車位置や前後から見た時に「ごん太」に見えるのがインパクト大!
内部には金属の錘のようなモノが内臓されていて、振動を減衰してくれるんだとか。
ちなみに、このスカイロンAKTIVの構成は、カンパニョーロ・スーパーレコードEPS4カンパBORAウルトラTWOという、総額200万円に届きそうな仕様(笑)
スカイロンAKTIVを走らせてみる!
フレームサイズは適正でしたが、サドル高の変更が出来ないISPだったので、股裂き状態で乗りました(笑)
漕ぎだしは、AKTIVフォークの重さを確かに感じます。
20km出るくらいにはすっかりその重さも消えるので、慣れの範囲ですね。
ダンシングで軽く加速させていくと、「勝手に走っていく」感覚のある、”速い”加速フィール!
踏み降ろし、回した時の漕ぎ味は「タイム味」を感じて、高品質なカーボンのフィーリングを味わえます。
AKTIVフォークによる振動吸収性は、確かに感じますが・・・むしろ、このフォークの真の狙いは「高いスタビリティとロスの低減」にあるのでは?と思いました。
いわゆる、「路面からの振動や衝撃をカットした快適な乗り心地に♪」ではない・・・と。
ボリュームからして高剛性なフォークは、ダウンヒル時なんかはすごく頼もしそうです。
ロスの低減は、振動や衝撃によってフロントタイヤにブレーキが掛かる状態を”スルー”して、速度に変換する・・・みたいな!推進力の妨げにならないようにする意味合いが強いのでは?と。
スカイロンAKTIV、ギミックによって重量が気になるところですが、走らせるとむしろ素のスカイロンよりも乗り易さが速さに繋がっていてくれるので、結果的には「楽で速い!」ですね^^
もうひとつ下のバイク、『アイゾン』にも試乗しましたが、AKTIVフォーク無しの現実的なモデルではあるんですが、「普通」に軽やかで速いバイクでした。
特徴がなく、スカイロンAKTIVの後だと振動が気になる感じで、”タイムらしさ”を濃密に味わうならやはりスカイロンAKTIV!って事になっちゃいますね。もちろん、アイゾンには不満は一切なしです!
(アイゾンAKTIVもありますが、ややバランスが良くないらしいとか・・・)
『チネリ ストラート ファスター』
元々ラインナップにあった『ストラート』とはジオメトリを変更してきたモデル!
先代ストラートとの比較をしてみたくて試乗です。 フレームサイズは適正。
ストラート ファスターを走らせてみた。
元々のストラートがなかなか手強いフレームだったので、この『ファスター』がどう違うのか!?
ストラートはコルナゴC59のような感じで、「どれだけ全力で踏みつけても、弾けるような加速はしてくれない。ハンパな脚力を吸収してしまう感覚」を持ったロードでしたが、このファスターはベツモノでした。
軽く、パリッとした剛性感、パカーンと加速してくれるバイクでした。 クセもなく、低速も高速もナチュラルでした。
説明では、BBハイトが高くて短距離向きとの事でしたが、私には合うと感じました(笑)
グラフィックやブランドが気に入れば・・・どうぞ!
チネリは人とカブりにくいのもイイですね!
『オルベア オルカOMR』
分かりにくい名前ですが、先代ではオルカゴールド相当、フラッグシップモデルです。
シルエットが”よくあるカタチ”になってしまって、最近のオルベアはいまいちピンと来なかったんですが、乗ってみないと分からないので試乗!
ホイールは35mmハイトのBORAなので、この構成で重量6.2kgのバイクになります。軽いです。
オルカOMRを走らせてみた!
発進はスムーズで軽く、振動吸収もバッチリで、なおかつフラッグシップらしいダイレクトさも兼ね備えてます。
低速でもクセを感じず、エアロ形状のようなフロントフォークですが、テンポの速いダンシングもビタッと安定していて振り易いです。
スプリント掛けてもリニアかつ軽やかで、レースペースの走りはもちろんバッチリであろう!と^^
完成度がかなり高く、戦いたい方にはしっかり武器となる機材かなと!
マットブラック一色だと地味なので、コフィディスカラーが可愛くてイイかな♪
まとめ
今回乗った4台は、どれもクセを感じず、軽くて乗り易いモデルばかりでした!
全部BORAを履いていたし、デュラかスーレコだったので「反則仕様」なわけで・・・ これが本当にフレームのインプレになっているかは疑問です。
加えて、試乗用に用意されたのは『ガエルネ』のロード用ビンディングシューズですが、これが曲者というか・・・ロードバイクの試乗インプレは、「シューズのソール剛性で大きく印象が変わる!!」というのが、私自身もガエルネ2足、マビック、シマノフラッグシップと履いて来て、身をもって勉強した部分です。
ガエルネシューズの樹脂性&カーボン製ソールの剛性は低いです。このソール自体がバネのように”しなる”ので、カチコチのフレームでも「バネ感あるフレームだ!」と勘違いしてしまうんですねぇ。
ペダルもしかり。 シマノとタイムでも違いますし、スピードプレイだと全然違います。
おまけインプレ
RIS9に投入した『MAVIC キシリウムPRO SL』ですが、朝練で使ってみました。
このホイールで渥美半島を走り、いつものコースも走ってきましたが・・・ 「分からん!!」というのが本音です(笑)
乗り味に特徴のない(クセのない)ホイールのインプレって難しい~!
マビックのキシリウムは、頑丈で多くのフレームと大きくマッチングが悪くなりにくい印象が強い”定番ホイール”だったりするので^^;
上りは軽くなりました、平坦はそんなにデュラC50CLより遅くなった感じはなし。
ただ、風除けは前に居るのと居ないのとでは、大きく違いますね・・・
デュラC50CLの方が、少しだけスピードの維持が楽かもしれません~
乗り心地は少し改善。 大きな衝撃はいなしてくれます。ジクラルスポークの性格が良いんですよね。
付属のタイヤ『イクシオンPRO グリップリンク&パワーリンク』は・・・
パンクしました(゚∀゚)
小さな鉄片が、耐パンクベルトを貫通してパンク。久々にやっちまった~
朝練からの帰りだったので、マシでしたが^^;
イクシオンPRO、非常に剛性感の高いタイヤで、走りはダイレクトですね。
乗り心地は硬めですが、レースに使えそうなしっかりとした走行感!
パンクしにくそうなタイヤでしたが・・・
今回の機材インプレは本当に難しい!
まだ判断出来るほど乗り込んでいないっつーことですねぇ。
もう~、早朝スタートの朝練は寒さがキツイですね!><
ウェアチョイスが難しいですよね^^; なんとか順応していかないとマズいですが。
今月の鈴鹿エンデューロ秋SP、年末のヴェロフェスティバルと寒い季節のレースがまだ2回残っております・・・ので・・・