この記事は、
【デトロイトモーターショー12】ホンダ NSX、ハイブリッドで復活…3年以内に市販について書いています。
今年初のブログです。
遅ればせながら、皆様、あけましておめでとうございます。
相変わらずこっちの更新ペースは激遅になろうかと思いますが(ぇ、本年も引き続き宜しくお願い申し上げます。(o´-ω-)o)ペコッ
さて、早速本題。
以下、当方の独断と偏見による駄文・乱文がダラダラと続きます。もしこの車をカッコいいと感じられた方がご覧になった場合、気分を害する恐れがございますのでご注意くださいw
【デトロイトモーターショー12】ホンダ NSX、ハイブリッドで復活…3年以内に市販
ホンダの米国高級車ブランド、アキュラは9日、米国で開幕したデトロイトモーターショー12において、『NSXコンセプト』を初公開した。
『NSX』は、1990年に誕生したホンダのスーパースポーツカー。2005年12月、生産を終了した。ホンダは、このNSX後継車の方向性を模索してきた。そして今回、次世代NSXの姿として、NSXコンセプトを披露したのだ。
そのハイライトは、時代の要請に応えたハイブリッドパワートレイン。ホンダは、「スポーツハイブリッドSH(スーパー・ハンドリング)-AWD」と呼ぶ。
このハイブリッドシステムは、ミッドシップに新世代VTECを採用した直噴V型6気筒ガソリンエンジンを置き、後輪を駆動。エンジンをアシストするモーターとは別に、前輪左右にインホイールモーターを組み込む。NSXコンセプトは、4WDのハイブリッドなのだ。
ダイナミックなデザインが与えられたNSXコンセプトは、ボディサイズが全長4330×全幅1895×全高1160mm、ホイールベース2575mm。デビュー当初のNSX(全長4430×全幅1810×全高1170mm、ホイールベース2530mm)と比べると、NSXコンセプトは全長が100mm短い。
ホンダの伊東孝紳社長は、「3年以内に発売する」とNSXコンセプトの市販化を明言。環境性能と走行性能を両立させたホンダらしい独創のスーパーカー誕生だ。
レスポンス 森脇稔
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さて、ついに出ましたねNSX後継車。というか次期NSX。
(プレスリリース
http://www.honda.co.jp/news/2012/4120110.html)
うん、去年映画に出てたというコレのまんまですね。
見た目は正直、微妙な印象。ここまで前情報通りとは思わなかった。
なんというか、オーラが感じられない。抽象的だけど、少なくとも、かつてフェラーリのクルマづくりをも変えさせた初代NSXのようなオーラは無い気がする。
もちっと具体的にいうと、まずシルエットがア○ディR8を連想してしまう。フロントマスクも、コンセプトカーとはいえ、車全体のデザインと調和しているとは思えない。まぁその主たる要因であるヘッドライトは法規的にこの高さはありえないので、市販時にはもっと常識的な顔にはなるだろうけど。
顔以外は全体的にとりあえず手堅くまとめられている感じで、写真を見る限りだと、個人的にはそこまで魅力的には映らない。
コンセプトを考えると、2001年の東京ショーで公開された「デュアルノート・コンセプト」が結局市販まで行き着いた、という感じかな。まぁあれと比べればルックスは遥かに良くなったとは思うけど。それとも、海外の人からするとこれが「Japanese Cool」だったりするんだろうか?よー分からんが。
希望的観測をするならば、GT-Rがデビューするまでの流れに例えてみて、こいつは2001年に突如発表された「GT-Rコンセプト」くらいの段階であると考える。であれば、市販バージョンはもっとずっとカッコよくなってくるかもしれない。でも、GT-Rはあそこから市販するまで結局6年かかったのに対し、一方のこいつはあと3年以内に市販すると言っている…。ここから大きくかけ離れたデザインで登場するとは考えにくいかなあ。
エンジンがV8などでなく相変わらずV6という点も、スーパーカーを名乗るのであれば少々減点要素になるような気がする。名より実をとったということかもしれないが、スーパーカーというのはそういった「記号性」というのも重要な要素ではないかと思う。
R35GT-R開発の際にも、当初はV8搭載の話もあったらしいが、あの車はとにかく速くてかつ高い安定性を持つ「究極のロードカー」として高性能を追及する(ニュルブルクリンクのタイムで911ターボを超える)という点で一本筋の通った開発がされていて、実際にそのようなキャラクター付けがされている(「マルチパフォーマンス・スーパーカー」)。そのコンセプトに立って考えればV6がベストな選択だった、ということのようだが、対してこのNSXコンセプトの場合はどうか。ニュルブルクリンク等でのテスト走行といった類の話は全く聞かないし、速さを追及してのV8見送り…ということではなさそう。では一体何が理由だろう?重量面?ハンドリングの追及?社長のスピーチではそこまでの言及はなかったようが、実際はどうなんだろう。
ワールドプレミアの地に選ばれたのがデトロイトということについては、開発から生産までアメリカで…というのを聞いてある程度は納得した。この車はあくまで日本未導入の「アキュラ」ブランドのフラッグシップであり、その本拠地はアメリカ、だからデトロイトで発表したということなんだろう。
LFAやGT-Rと違い、日本発のモノ作り云々を語る車ではないのかもしれない。
それにしても、HSV-010がお蔵入りになってから大して時間が経っていないし、もしかするとこれはこれで別に開発が進んでいたのかな?
まぁ何にせよ、技術的ハイライトになる部分はあるし、86/BRZ等々、国内メーカーのスポーツカーが復活していく機運のようなものを感じられるのは嬉しいところです。
あとは、今回のこのNSXコンセプトが、前回のように「出る出る詐欺」で引っ張るなんてことにはならないよう祈ります。
追記)
このNSXコンセプトを見た後、改めて市販直前にボツになったHSV-010の写真や動画を眺めてみたら、自分でも驚くほどこっちの方がカッコよく見えてしまいました…(´゚ω゚):;*.:;ブッ
・・・こっちはこっちで出して欲しかったなぁ(´Д`)なんて。一生買えないだろうけど(´・ω・`)←
Posted at 2012/01/10 22:51:28 | |
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