ＴＥＡＣ ＤＢＸノイズリダクションシステム ＲＸ－８　  

ＴＥＡＣのＤＢＸノイズリダクションシステムＲＸ－８です。

これはＴＥＡＣ カセットデッキ　Ｃシリーズ専用のノイズリダクションシステムです。

まさか、こんな３０年も前にＲＸ－８を手に入れていたとはね。

これはそれまでドルビーＢノイズリダクションが、テープヒスノイズを１０デシベル主に高域（人間の気になる帯域のみ）減らす事が出来るのに対して、３０デシベル減らすことができます。
このシステムの優れているのは、全帯域で圧縮・伸張しているのでダイナミックレンジ（小さい音から大きい音までの範囲）が広く取れるところです。

要はカセットテープの磁性体の力とスピード（４．７６ｃｍ／ｓ）と幅では、録音出来る量が少ない（オープンリールデッキは、３８ｃｍ～９．５ｃｍ／ｓ）から圧縮して録音し、再生時に伸張して元に戻せば元通りの音声になるが、ノイズは可聴帯域外になってしまうので聴こえない。

今デジタルで言う圧縮技術のアナログバージョンです。
しかしこれだけ圧縮・伸張すると息継ぎ現象が出易い。
この機器に関しては流石に約１０万するだけあって気にならないです。

購入は、１９８０年発売Ｃ－２Ｘ購入と同時期で８００００円位で１９８０年夏頃だと思う。

関連情報URL：http://ja.wikipedia.org/wiki/Dbx