M3C ヒーター不良メンテ
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
停車する直前の回転数落ちが気になってたのでアイドリング領域の学習をさせてみようと10分以上のアイドリングをさせていたら・・・・今度は暖房にしてるのに冷たい風しか出なくなってしまいました。
その後走り出せば暖かい空気が出てくるのでクーラント不足かなと思ったのですが、点検してもクーラントの量は適正。
走ると暖かい空気が出て信号待ちやコンビニんなどでエンジンかけたまま止まってると冷たくなってくるということはヒーターコア関係がダメなのかと思い色々と調べてました。
2
そこで原因としての可能性が出てくるのはヒーターバルブコアの不良(壊れると切り替えできずにクーラントが流れなかったり流れたままになったりするらしい)か、ヒーターコア部からの漏水か内部の目詰まり。
エアコンは冷えるのとバルブコアから出てる配管も2本とも熱くなってるのでバルブコアの不良は無いかと思い、主治医にも相談してみるもヒーターコア関係の可能性が大きくなってきました。
しかしヒーターコア本体からの漏水はクーラントが減ってないので大丈夫かと思い、ヒーターコアの目詰まりを一番の原因かと予測します。
というかヒーターコアからの漏水だった場合エバポレーターと一緒になっているのでダッシュボード全バラになり超高額修理になるのでそこじゃないと自分に言い聞かせての作業ですww
※ちなみに写真はヒーターバルブコア周りです。
3
そこでまずは自分でできる作業としてヒーターコア内の洗浄をしてみました。
写真にあるバルブコアにつながってるホースの上から見える2本がヒーターコアにつながってるホースになります。
※この2本のホースの下にもホースがあってクーラントの流入経路になります。
写真は無いのですが、この上側2本のホースをバルブコアから外して水道のホースを片方に突っ込みもう片方から循環して水が出てくるか確認しつつ内部の汚れを洗浄してみました。
(とりあえず水圧は弱くしておいたのですが水は循環して出てきたので目詰まりはそんなにしていないかなと)
ちなみにホースを外すにはバルブコア本体がビス1本で止まってるので外して浮かせてからホースを外します。
4
10分ほどホースで流してみてから再度組み立てしなおします。
その後はリザーバータンクにクーラントを補充してからエア抜きを行います。
※E36M3にはラジエターにサイドタンクやエア抜きバルブが無いのでリザーバータンクで勝手にエア抜きされるみたいです。
エア抜きはヒーター全開でアイドリングさせつつ回転数を上げたりしつつ時間をかけてエア抜きします。
キャップ部分には汚れなどが見受けられたのですが漏れなども無いのでそのまま使いましたがそのうち交換したほうがいいかもしれません。
5
エア抜きしつつヒーターも確認してたのですがアイドリング状態でしばらくおいても冷えたりすることもなく暖かい空気が出るようになりました♪
もしかしたらヒーターコア内にゴミや垢などが溜まって少し目詰まりしていたのかもしれません。
もしくはエアが噛んでしまっていたとかの可能性も。
これから真冬に入るのにヒーターが効かないのはキツイのでなんとかこのまま治ってくれるといいのですが・・・
今回は水圧が弱いホースで洗浄してたのでもしまたダメになったら水圧の高いホースで再度洗浄してみるかもしれません。
とりあえず治った感じなのでよかった^^;
※でもE36って助手席と運転席でエアコン温度変えられるのにきちんと変わらないんですよね・・・なんかその辺が腑に落ちないところなので後日主治医にもみてもらいつつ相談してみます。
どこかに助手席側の温度センサーとかあるのかなぁ?
この辺詳しい人がいましたらご教授くださいませm(__)m
6
11/4追記&覚書
治ったかと思われたが、やっぱり長時間アイドリングだとヒーターの効きが弱まる。
回転数を少し上げると暖かくなるのでウォーターポンプは生きてると思う。
水温計も一定のままなのでサーモスタットも平気そう。
バルブコアについてはなんとも言えないが、ヒーターコアの水路内にゴミなど溜まっている可能性大。
再度水圧高くして洗浄してみるか?
助手席側と運転席側の温度設定変えても狙った温度の送風にならないのはもしかしたらアクチェーターの故障?
特に今の所不便は感じていないのでこれは今度の課題とする。
7
11/5さらに追記
再度水圧を上げてヒーターコアの洗浄を行う。
バルブコアやリザーバータンクもリターンホースを介してつながっているのでリザーバーはキャップを閉めて、バルブコア側も水が出ないようにしてからホースをつないで洗浄。クーラントの出口側からまずは水を送ってゴミを出します。
さらに逆にして水圧と同じ勢いで循環するまで洗浄しました。
その後エア抜きを行いますが、ヒーターコアバルブ回りのホースを押したり回転数を上げたりしつつエア抜きしてヒーターが効き始めるのを確認します。
そのままエア抜きするために30分ほど放置。
それなりにヒーターも効いてる状態に戻ってきたのでOKとします。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク