キングピンベアリング交換③
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
オイルシールを新品に嵌め替え。
上下左右均等に面イチまでハンマーの柄でコンコンコン。
キングピンの締め付け面に残ったシール材をスクレーパーでゴリゴリゴリ。
2
ベアリングを取り出し眺める。
う、うつくしー。(そりゃそうだ。)
こういう光モノが大好物です。
アウターをナックルにコンコンコン。
Wハンマーで均等に打ち込む。
あ、外す時はマイナスドライバーでガツガツやった。
3
ベアリングのインナーをグリスでスキマなく満たし
ドラシャのジョイントにモリブデングリスを満たし
ナックルをリチウムグリスでぐちょぐちょに満たし。
こんなもんでえーのか?えーのんか?
因みにこのリチウムグリスも20年モノだ。
MINIの必需品の余り。
だ、大丈夫なのか?笑。
4
キングピンベアリング上下。
上は焼けちゃって深めのキズ。ベアリングなくなって
グリングリンと動かされてたのでそりゃそーだ。
下は目立ったキズはない。
とりあえず再利用するけど上下を入れ換えて使う。
交換した方がよいのかも。かもかも。
5
キングピンにシール材を塗りナックル被せてフェードイン。(ライディーン。知らんがな。)
ボルトの根元にもシール材塗って締め付ける。
水、侵入しませんよーに。
6
なとかプレートを嵌めてリングスナップを嵌めて固定。
穴がデカイほうが向かって右側に。
なんでや?知らん。わお。
後はバラシの逆なので割愛。
因みに締め付けトルクを覚えで。
キングピン(上下各4本) 25Nm
ナックル裏リング(10本) 10Nm
エアロッキングハブ(6本トルクス) 48Nm
ブレーキキャリパーサポート(2本M10) 85Nm
ブレーキキャリパー(2本) 22Nm
タイロッドエンド(左2右1)
※純正の場合 40Nm
※工藤製の場合85Nm
自分調べなので違ってても勘弁。
信じるか、信じないかはあなた次第。
じゃなくて自己責任でー。
7
ほいでもって、同じ作業を右もやる。
右のが程度がよかった。
よかったってのは上ベアリング砕けてなかったってことくらいで、逆にキングピンとベアリングインナーが錆で固着しちゃってて全然抜けんかった。
引き抜こうと3㎜くらい持ち上がってそこから動かない。
仕方ないので下ピン抜いてドラシャを目一杯曲げながら上側にこじるようにしたらインナーごと外れた。
こんな感じで一体化なので556吹いて下穴からラチェットのエクステンションをあてがいハンマーで打ち抜きましたよ。
もちろんベアリングはガッタガタ、ガッサガサ。
3㎜持ち上がったってことはその分ガタがあったってことだ。
んー、ほいでもさすがにこれって油分無さすぎ。
初期から足りてなかったのでわ?でわー。
やるなー、ス・ズーキー。
8
最後にタイロッドのピロブーツにもグリスを突っ込んだり
惨事となった漏れ漏れデフオイルを足したりして
タイヤ嵌めて試運転。四駆にもなるよー。
んんん~♪しっとりとしたハンドリング。
振られることなく我が道を突き進む感じ。
あぁ、こういう感じがフツーなのだな、
すっかり忘れておったさー。
腰が重くて放置していたけれど
消耗品なのできちっとやらんとあかんねぇ。
しばらくはパーツが馴染むまで
おとなし~く慣らししまする。
|:3ミ ノダ。
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