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2014年08月31日 イイね!

原付USDM (HONDA編)

最近じゃズーマー等のカスタムがメジャーになったおかげでアメリカでも原付が走ってることが知られています。アメリカでは多くの州でバイクを乗るためには自動車とは別にバイク用のライセンスが必要となっています。


州によってライセンスの規定が異なっているので一概にはくくれませんが、昔は日本の原付に当たる50ccクラスのスクーターはmopedとの括りになっていて、ライセンスが16歳から取れたり条件によっては不要だったようです。mopedはおおむね25~30mphに速度制限されていたため、排気量が日本と同じく50cc程度が主流になったみたいです。




ただ近年カリフォルニアの例を見ると、昔はバイクのライセンスは125ccを境にM1(無制限),M2(125cc以下のスクーター等)だったのが、今はM2で運転できるのがmopedだけになり、さらにmopedの規定が「2馬力以下」「ガソリン車の場合はペダルつき」「最高速30mph以下」と条件が規定されてしまったため、結局原付を運転するのも1000ccの大型を運転するのも免許は同じになってしまいました。そのため昔とは立ち位置も変わってきていますが、しかしまだまだ近所のアシとしては一定の需要があるようで、近年も現地向けにリリースが継続されています。現在このクラスの販売はベスパ/ピアジオ、ホンダ、ヤマハ、キムコあたりが主流なようです。


50ccのスクーターのベースは日本でも自動車の免許があれば別途免許不要なこともあって、非常に身近な存在です。また部品の大きさが自動車と比べてとても小さいので、USDMのベースとして部品輸入するにもお手軽な存在です。(あくまで車の部品と比べた場合で、送料は国内に比べると安くは無いですが。。)

ということで今回は日本の原付免許で乗れるベース車両について、ごく簡単な紹介とともに見ていきたいと思います。


<ベース紹介:ホンダ編>

60年代初頭に北米の2輪事業に参加したホンダは80年代中頃から50ccのバイクについて販売を拡充してきました。特に90年代前半までにかけて輸出が盛んだったこともあり、ベースとしてはそのあたりの年代のモデルが充実しています。



ホンダ ロードパル



現地名Express

概観のイメージとおり、主にモペッドとして販売されたようです。州によってmopedの条件が異なるので、それぞれの仕向け地向けに最高速の異なるいくつかのバージョンがあったようです。


ホンダ ランナウェイ



現地名Urban Express

ランナウェイにも北米仕様がありました。灯火類、メータが変わっています。ベース自体の知名度がアレなんで車体探してくるのは大変かもしれません。アメリカではそこそこ売れたようです。メータはロードパルと共通っぽい?



ホンダ カレン



\

現地名Express SR 。北米市場における本格的な小型スクーターとしてデビューしました。Aeroがリリースされるまで主力として販売されました。

メーターはもちろんマイル表記となり、また法規の関係でハイビームが追加され、 ライトも規格ライトが採用されています。

ホンダ リードタクトフルマーク






現地名Aero50.

1983年から販売が開始されたHonda Aeroは北米市場における小型スクーターの主力となりました。日本で主力のDioはアメリカではリリースされず(販売はカナダのみ)、2世代にわたり販売が続けられた後、1987年に後継モデルに引き継ぎました。

※リードではなくクレタクでした。

大きな違いはメーター、アッパーカウルと灯火類とそのマウントブラケットあたりでしょうか。エンジンは同一のようです。馬鹿でかいウインカーが目を引きます。


ホンダ イヴ


現地名Spree

Aeroの廉価版としてラインナップされたスクーターです。日本ではこれの後のモデルが有名でした。mopedの用途が強いモデルで、そこそこのヒットを飛ばしたようでした。かの地では今でも根強いファンがいるようです。アッパーカウルが角目になっているせいか、日本のイヴのイメージから大きく違っているように見えます。なにげにフロントフェンダーの形状も違っています。



ホンダ ジャスト


現地名Gyro
三輪スクーターの先駆者として知られるGyroですが、日本のそれとは異なり、不人気車(失礼)のジャストが現地ではGyroを名乗っていました。外装はアッパーカウルの違いくらいでほとんど変化が無い感じですが、馬鹿でかいウインカーとリフレクターがつくだけでイメージが違ってみえます。カスタムベースとしても面白そうです。



ホンダ ロードフォックス



現地名GYRO S

mopedの規定が当時は2輪または3輪だったこともあってかこのようなモデルも生まれています。灯火類をのぞいて見た目はロードフォックスとほぼ同じですが、GYRO Sのほうが全長がわずかに長いようです。日本じゃベース自体がレアなのでこれでやろうとするのは中々難しいかもしれません。

ホンダ モンキー


現地名Minitrail

遊具用で製造していたミニバイクを輸出用オフロードとして販売されたモデルがZ50です。その後日本へも導入されてモンキーとなりました。リフレクターの入った大きなテールライトが目立ちます。

オフロード用として販売されていたためかメーターのある位置が蓋となっています。
メーター付のモデルもあるようですが。。。

ホンダ パル


現地名ELITE (初代)

Aero50の後継モデルとして1987年にデビューしたELITE。シリーズはメトロポリタンが販売されるまで続いた長寿モデルだったようです。moped用に30mphに制限されたELITE Eと、35mphまで上限をあげられたELITE ESの2種類があったようです。灯火類のほか、アッパーカウルが独自形状になっていて日本のパルの印象とは大分変わって見えます。




ホンダ タクト(4代目)



現地名 ELITE(2代目)

初代からベースが変わり、メットインタクトとなりました。また初代も一時期併売されていたようです。このELITEもいくつかのバリエーションがあり、mopedに規格をあわせたELITE  S、制限を撤廃したELITE LXがありました。
1994年には馬力が5.6hpまで引き上げられたELITE SRがラインナップされました。日本のタクトのイメージと違い、ずいぶんとスポーティな感じです。まぁ日本のスポーツモデルと違ってディスクブレーキは最後までラインナップされませんでしたが。。
意外と息が長く2001年まで生産されたようです。

これもアッパーカウルと灯火類が丸っと異なります。アッパーカウルは見た目先代と同じデザインのようですが。。。


ホンダ クレアスクーピー

現地名Metropolitan(初代)

ELITEの後継として2001年から生産されたスクーターで、ベースはスクーピーになりました。違いはリフレクターとウインカー、メーターくらいでしょうか。
ベースとしては国内でも人気なので今更語ることもありませんね。カスタム例も豊富です。

ホンダ ジョルノ

現地名Metropolitan(2代目)

クレアスクーピーに変わりジョルノがベースとなりました。灯火類とメーター以外にたいした違いがなさそうです。こちらはまだカスタムベースとしてはそこまでメジャーではないみたいです。



ホンダ ズーマー


現地名Ruckus。

超メジャーベース。クルマでいうとこのシビックのポジション。カスタムパーツも豊富です。メジャーすぎて今更語ること無いんで省略(笑)。


ホンダスクーターでの北米仕様、こうしてみると素材自体も国内で何とかなりそうなものが多く、カスタムベースとしても中々楽しめそうです。




<追記>

日本のホンダスクーターの代名詞Dioですが、アメリカではELITEが存在していたため販売されませんでした。


しかし2代目がカナダ仕様にラインナップされており、アッパーカウル、灯火類やマイルメーターの採用など、中々違いが楽しめそうな形をしています。


またスーパーカブについては


50ccモデルについては初代のCA100が販売されていたようです。ホンダの北米市場の足がかりとなったモデルとなっています。


また、カブをベースにしたC100Hハンターカブが



Trail 50として販売されていたようです。

Posted at 2014/08/31 15:17:24 | コメント(3) | トラックバック(0) | その他
2014年08月06日 イイね!

How To Replace My Garmin Nuvi 1480

How To Replace My Garmin Nuvi 1480

ガーミンのカーナビ nuvi 1480をジャンクで手に入れました。
なんでも電源が入らないとのこと。

早速一晩ほどACアダプタで充電してみましたが、8時間立っても電池が温かくならない。

なにやら電源周りに問題がありそう。

メジャーなGarmin nuvi製品の電池交換については作業方法がYoutubeなどが上がっていましたが、1480は日本ドメスティックモデルで分解方法がググってもでてこず。

ってことでこれから分解する方の参考になればと思い残すことにします。
たぶんメーカー保証が受けられなくなるので、分解はあくまで自己責任で。。


早速分解していきます。

まず外装をばらすためにネジ位置を探します。nuvi205の分解方法を調べると、どうやらネジは見えない位置にレイアウトされているとのこと。
nuvi205やnuvi900の動画を参考にシリアルステッカーを剥がしてみましたが。。。



何もいない。
どうやら見えない位置にレイアウトされているようです。

次に疑ったのはディスプレイ。スクリーン周りの枠が、つめを挟み入れるとなんだか取れそう。



力をかけて枠を剥がしていくとつめではまっているだけでした。



枠の下にネジがいました。
トルクスネジになっているのでドライバーを100均とかで買ってきます。



ディスプレイ枠の裏側。つめの位置はこうなっていました。へんなとこで力をかけると枠がかんたんに折れてしまいますので注意しましょう。



トルクスネジをはずしてディスプレイを剥がします。フィルム基盤を傷つけないように注意しましょう。
通常のnuviならココでもうバッテリーが取れそうなのですが、1480はワンセグ搭載なので余計なアンテナがついています。超邪魔。



アンテナ側の基盤は半田付けされていて剥がすのも面倒だったので、メインの基盤をはずして交換する事にします。表から見える2つのトルクスのほかに、アルミのヒートシンクの下にトルクスがひとつ隠れているのでそれもはずします。



基盤が外れると電池のコネクタ部分が出てきました。
ソケットはささっているだけなので簡単に外れます。
ぱっと見基盤側やアダプタソケット周りにはコンデンサの液漏れや基盤不良は見当たりませんでした。なのでバッテリーをはずしてみることにします。



ソケットをはずしたらバッテリー本体をはずします。バッテリーは強力な両面テープで貼り付いているだけなので力をかけて剥がします。
このときワンセグのフィルム基板に傷をつけないように注意しましょう。



はずしたバッテリー。これが原因かはわかりませんがだいぶ膨らんでいたのでとりあえず交換します。

通常互換バッテリーはebayなんかで手に入れられるのですが。。。
よく見るとバッテリーの容量が2100mAh。
通常のnuviの倍近くあります。電池の品番で互換品を探しましたが、欧米では流通していないモデルのようです。


ダメもとで1490TVの互換バッテリーを購入しました。。が明らかに容量が足りてないです。

到着しだい使えるかを追記することにします。。。望みは薄いですが。

なお、組みつけについてははずした手順の逆を行なえばOKです。
またワンセグに対応していない1460などのモデルでしたら(消費電力が5wのモデルでしたら)海外の互換品がそのまま使えそうです。



追記:わかっていたけどダメだった模様。あの容量のバッテリーってあんま流通してないんですよね。。
Posted at 2014/08/06 22:38:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「[整備] #アストラ メーターパネルの外し方 https://minkara.carview.co.jp/userid/390987/car/2400244/6088022/note.aspx
何シテル?   11/14 07:46
自分が乗りたいものだけ乗ってるけど、なぜかアメコンリバッジ仕様ばかり。いつまで経っても初心者。
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