CTS(クルージング&トラフィック・サポート)機能の検証【8/2追記】
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
私のCX-5には以下の社外電装パーツを取り付けていますが、これがCTSの機能に、悪影響を及ぼしているのか、自分なりに検証してみました。
・レーダー探知機(セルスター:ルームミラーに被せて設置)
・ドラレコ(ユピテル:運転席側前面ガラス上部に設置)
何れも電源は助手席側のヒューズボックスから取り出しています。他はカプラーオンタイプの以下の製品です。
・TVキット
・istopキャンセラー
・オートパーキングブレーキ&オートブレーキホールドキット
次の高速道で数回往復し検証しました。
・東関道:浦安~冨里
・館山道:穴川~君津
・千葉東金道、圏央道:穴川~茂原長柄
片側3車線では、どの車線を走行しても異常はありませんでした。
2
結果は・・。
片側3車線、2車線の高速道では全く問題は発生せず、ラインをトレースし真っ直ぐ走ります。
片側1車線は、一般道と同等に考えCTSは切った方が良いと思います。特に道路幅が狭いところは気を抜けません。(理由は後で)
←楽過ぎてハンドルから手を放したらアクティブ・ドライビング・ディスプレイに警告表示。
3
車線変更、速度設定、車間距離の変更も問題無しでした。
4
集団走行の白いバイクは、無難?に検知していませんでした。
【注意】
マニュアルでは、バイクや自転車は×だそうです。
5
片側1車線のトンネル区間も問題無し。
トンネル区間は1車線区間でも100%OKでした。
と言うことは、光の方向や加減で検知しなくなることがあると言うことなのか・・?
カメラの数を増やせば精度が上がりそう!
6
IC出口で出口側を走行車線と誤認識する箇所が2箇所ありました。(同じ箇所)
太い白点線は検知しない?ことがある。
特に出口手前からカーブになっている箇所。
ラインの太さや引き方、地形が原因?
7
片側1車線でセンターラインの直ぐ傍にポールが有るカーブは、問題無しでしたが、ライン=ポールなので緊張します。一般道と同等に考えた方が良いかも・・・。
8
ジャンクションの道幅が狭く、勾配がありバンクがきついカーブは、制限速度を守って速度設定したら、すんなりと曲がってくれました。
【注意】
CTSは高速道路の本線以外で使用するなとマニュアルに明記されていますので真似しないで下さい。
特に本線の速度設定のまま進入するのは危険です。
9
問題があった箇所です。
左側に無色の凹凸ライン、その内側に白線が引かれている緩いS字カーブです。
S字カーブ進入時は、アクティブ・ドライビング・ディスプレイのハンドルマークは緑色です。
10
その後、何も操作していないのにハンドルマークが白色に変化。(ハンドルマークを注視していないと気付きません。)
11
更にハンドルマークがオレンジ色に変化し、この先で左側ラインに接近しラインオバーしました。(手動介入で中央に戻しました。)
警告は、このハンドル表示の色変化以外は何もありませんでした。
その後、緑のハンドルマークに戻りました。
※何らかの原因でCTSが全機能停止する時は、ピッ・・のブザー音とアクティブ・ドライビング・ディスプレイに機能停止のメッセージが表示されます。
ハンドルマークの色の変化は?CTSが一部機能停止している?自分で何か操作した(していませんが・・)?原因は何なのでしょうか?この箇所だけで2回発生しているのですが・・・。
7/25にもう一度確認したところ、やはりハンドルマークが緑色から白色に変化しラインオーバーしました。この先のトンネルを出たところでも白色に変化しました。
ここは、高低差とバンクのある緩いS字カーブで、制限速度70のところ80に設定していました。
どうも片側1車線の左側の凹凸ラインと白線の関係もありそうです。
凹凸ライン上に白色が凸の部分だけ塗られ、点線状態(白線がかすれたのと同じ状態)になっている箇所もCTSは苦手なような気がします。(複数車線では関係ないのですが・・)
検証してみて分かったことは、ハンドルマークが緑色(CTSが正常に機能)なら、ふら付くことも無く、ラインをトレースし走ります。
ハンドルマークが白やオレンジ色に予告も無く変化するのは、同じ箇所なので地形やラインのせいなのか?後付け電装品のせいなのかは不明です。
CTSはマニュアル表記通り機能している気もしますが・・。
CTSは過信せずに自分で機能を良く理解した上で使った方が良さそうですね。
引き続き、検証してみます。
12
燃費記録更新!
13.7km/L
高速道:一般道=6:4
運転は楽しくないけど、高速道はCTSで走った方が燃費は良さそうです。?
一般道はマニュアル通り「切」です。
※参考ですが・・・。
【CX-5の取説】
ステアリングアシスト機能は、次の条件のいずれかを満たすと、ステアリングアシスト機能が一時的に解除されます。
①追従走行機能が解除されたとき
②白線 (黄線) を検知できない、または前方車を認識できないとき
③白線 (黄線) を検知できない、かつ車速が約55 km/h以上のとき
④アクセル操作をしたとき
⑤方向指示器を操作したとき
⑥オフロード・トラクション・アシストが作動したとき
⑦マツダ インテリジェント ドライブ セレクト (Mi-Drive) でオフロードモードが選択されているとき
⑧急なカーブを走行したとき
⑨車線の幅が狭いとき、または広いとき
⑩車線をまたいで走行したとき
⑪運転者がハンドルから手を放したとき
⑫急なハンドル操作をしたとき
⑬システムに異常が発見されたとき
⑭フォワードセンシングカメラ (FSC) 内部の温度が高温または低温になったとき
⑮フォワードセンシングカメラ (FSC) 付近のフロントガラスが曇ったとき
⑯フォワードセンシングカメラ (FSC) 付近のフロントガラスに遮へい物があり前が見えないとき
該当するのは③と⑨かな・・。
13
後付のレーダー探知機やドライブレコーダーなどの電装品の電源を切って、80km/h設定で走行しましたが、やはりラインオーバーしましたので、後付の電装品は関係無さそうです。
8/2 写真の通り、ラインオーバーする箇所を前車の流れが遅いため、60km/hに設定し、60km/h走っていた所、何も問題無くラインをトレースしました。ここは、地形上、速度が高いとCTS(ステアリングアシストのみ)が機能しないようです。
右側ラインは白点線、凸凹ライン、黄色線、白線、左側ラインは凸凹ライン、白線で複雑で、それにより道路幅が狭くなっているので制限速度を超過すると?CTSが機能しない?。
また、直線で気付かなかったのですが、凸凹ラインの凸部分だけ白く塗られて点線になっている箇所は、やはり速度が高いとCTSのステアリングアシストが機能しないことが数箇所でありました。
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