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イイね!
2017年05月26日

A32セフィーロとC34ローレル ~括りは変われど、真っ向から勝負。そして、ある意味こう云う見方もありかと・・・。~

こんばんは。

ひと月振りの更新となりましたが、今宵またこのシリーズにて失礼させて頂きます。

それで今回取り上げるクルマですがこれを・・・。



A32セフィーロ。

セフィーロと云えば、初代A31が後輪駆動として、後出するR32スカイライン、C33ローレルと共にトヨタマークⅡ3兄弟と競合したのは承知のことかと・・・。

だがしかし、後出した2車は先に次期型へと変わり、その行方の動向が気掛かりであった。

そして後れを取ったA31も2代目となりA32として登場。しかしこれが先発した2車とは一線を画し前輪駆動となったことや新しいV6エンジンを搭載したことで話題を呼ぶことに。

と云うのもこれ、そもそもは北米向けのマキシマを日本向けに仕上げたもの。しかしこれがまた違う見方をするものだから何とも不思議なものである。そのマキシマとの違いだが、前後姿が異なる。

マキシマとの続きから、容姿を見ると前作A31よりかはJ30マキシマとの色合いが強く出ていることが云えよう。

J30マキシマ





だがJ30マキシマの頃と違って、A32にはもう一つ別の顔があった。

それがこれ。


Sツーリング。

つい云い損ねそうになったが、このA32にはラグジュアリーのエクシモ、スポーティーのSツーリングの2展開されていた。

こう見ると、エクシモは無難に纏っているが、Sツーリングになると一気にスポーティーに映える。そう見えやしないだろうか・・・。

内装だってそう。





分かり難いかも知れないが、駐車ブレーキで解除式であるかハンド式であるかやシート柄で差別されている。

これ当時のメーカー特質そのものでもあるが、この括りにしては異質かとも感じてしまう。

本来の宿敵は同じ北米出身や寸法からして、トヨタウィンダムが妥当だが、これだとチョイ上感が否めずグレード名も浸透し難い。

ところがA32だとグレード名が配されていて浸透し易い様している。

そこで私はこう考察した。

それは打倒マークⅡであったこと。

当時のマークⅡはと云うと90型で、前作81型ではないにしろ売れに売れた。

それにこれもグレードに2展開され、各それぞれ人気を博しグレード名で親しまれた。

俺のはグランデとかツアラーとか

こう云ったことから、A32もそう云う風に浸透させたかったのではないかと感じてしまう。

現にそれが直結したとは云えないが好調に売れた。

それからA32は値段の安さが売りなことから、主力は2.5リッターとされるが2リッターが多く感じ、90も同様なことが云えるのではと。

しかも、5速マニュアルとこの括りにしてはオートマが占めてたのに、この採用は嬉しい♪

そう云ったことから、ウィンダムよりもマークⅡの方に勝負を挑んだと思えてならない。


そしてこんな見方もありなのではと云うことだが。

それはC34ローレルと兄弟と云う見方をしても良いかと。

C34ローレル









恐らく読んでは何云ってるんだと叱責されるだろうが、確かに方や前輪方や後輪でエンジンも違うことから根本的に異なるのは誰もが云う。

しかしながら、グレードの2展開(←これもラグジュアリーのメダリスト、スポーティーのクラブS。)、内装の造りなどどこらしら似ているなと云えやしないだろうか。

やっぱり元が兄弟だけにあって、その血統は引き継がれているのではと思えてならない。

つまりはA32は家族が快適に乗れる高級路線に、C34はその中の豪華路線にと云う感じに。

この考え、どうでしょうか。

ただA32で惜しいと感じてしまうのは、2.5リッターにターボ付きがあれば、面白い展開になってたのではないかと。

何故なら、この括りはどうもセドリックやローレルの陰に押される感が拭えず、新たな風を吹き込むには話題性が必要だから。

これもどうでしょうか。

要するに、このクルマは高級前輪駆動界を惹からせて貢献したと云えてならないわけですよ。

そんなことで記しました。

最後にここまで読んで下さった皆様、ありがとう御座いました。
ブログ一覧 | Car's Fantasy | クルマ
Posted at 2017/05/26 00:11:13

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この記事へのコメント

2017年6月9日 11:28
マキシマは途中から「SE」というスポーツグレードが追加されたものの、どっちかというとアメリカンな感じがあって日本人に受けるクルマじゃなかったんでしょうね。


それにA31セフィーロも最初は勢いがあったものの、途中からバブルが弾け、売れ行きも悪くなり、マキシマと結局統合される事になったんでしょう。


ただ、「セフィーロ=2リッター」のイメージが強いから、2リッターも残す事にして、それまでのマキシマのユーザー向けに2.5とか3リッターも用意したと思います。


しかし、当時はFF車でパワーを求めるならターボを使わず排気量アップというやり方だったから、もしも今みたいなダウンサイジングターボだったら面白いクルマになってたでしょう。


あと、リヤにマルチリンクビームを初採用した事もあり、4駆には出来ないから、パワーが圧倒的に出やすいターボにするのには耐久性で不安だったのかもしれませんね(2リッターターボにしておくとか、サーブみたいな低圧ターボって手もありますが)。
コメントへの返答
2017年6月9日 22:22
こんばんは!

当時マキシマの印象は、単に普通のセダンと云う目で見てましたが、ことによると、どうやらスポーツセダンと云う位置付けだったようです。

恐らく元がブルーバード故にSSSの上級仕様と云う位置付けをさせたかったのでしょう。

A32でセフィーロと統合されましたが、これ以前私が書いたネタでセフィーロはブル6の流れを汲んでると書きましたが、やはりこの統合は運命的だったと思えてなりません。

3リッターについてはマキシマの流れでしょうけど、2.5リッターや2リッターは当時の流れでしょうね。

しかし2.5リッターが売れ筋だろうなと思ってましたが、2リッターが多かったのは意外でしたね。しかもこの括りでマニュアルって云うのは当時はおろか後からにしてもポイント高いですよ。

ターボについては国内において日産は特権みたいなものがあるので、搭載されたら面白いなと思って書きました。

・・・と云うのは、マークⅡのツアラーとガチになったらと云うことです。
2017年6月9日 21:45
こんにちは。
今度はマキシマとセフィーロですか。
マキシマはもともと北米向け910ベースのFRでしたが、U11マキシマが国内北米同時発売になったものでバブル期にJ30となりました。
セフィーロA31は最初から日本国内むけでした。アメリカはキャデラックもFFなのでマキシマもそれになりました。J30は国内では売れませんでした。A31はFRでしたが、お客様があまり走行性能を求めないのとゆったり乗りたいとの要望があり、A32からFFになりました。と同時にマキシマと兄弟車になりました。3000ccまでありましたが、新車価格はライバル車よりもやすく売れました。A33からはバブルがはじけ、3000ccやめたにも売れなくなりました。全長が長くなって車庫に入らない現象があったかもしれません。
J30もA32も全長は5ナンバーに近かったので。車の走行性能はセフィーロもマキシマも良かったように記憶しています。なつかしいJ30だけエンジンがVE30と設定され懐かしい思い出です
コメントへの返答
2017年6月9日 22:50
こんばんは!

仰られてる要望で感じることですが、これ当時メーカーはこれからのセダンは高性能よりも実用性を重視したことが云えますね。

確かにA32セフィーロはマキシマと兄弟車になり、ローレルと決別を世間的には見えますが、私的にはどうも兄弟の一部と云えてならないんですよね。

ローレルは後輪でとセフィーロは前輪で宜しくと云ってる気がしてならない訳です。それはグレード体制からしてもそうだし、それに型式だってAから変わるのにそれを変えなかった・・・。

これは元々目論んでたかなと思えてならないんですよ。

それから新車価格ですが、車格からローレルよりもやや高くなるのかと思ってましたが、安かったのは意外でしたね。

3リッターよりもC34のメダリストVターボの方が高かった様な気がします。

これ、今度御会いしたらこの話もしましょう♪

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「今年度の自動車税支払い 糸冬 ホントは語呂合わせで"2025/05/30"の印を狙おうとしたけども。何だか体に悪いと待てず今日に。しかし、昨年は語呂合わせだったことに気付く」
何シテル?   05/29 23:00
私のクルマとの出会いは幼少期に遡り、C230ローレルとスカイライン・ジャパンが "ん?何かが似てるぞ・・・。" と云うのが始まりで今日に至ります ...
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