FD3S アーム交換その１

4型のアームを買って、ブッシュを全交換しました。
塗装がはげかけていたので上からPOR-15のシルバーを重ね塗りしました。一番下のリヤの前ロアアームはブッシュ単品の設定が無いので使いまわしです。

フロントロアアームの後ろ側ブッシュの新旧比較です。
予想していたよりマトモでした。　もっとグズグズになっているかと思っていたのですが。。。。

フロントアッパーアームの車体側ブッシュです。
ここも同じく。

フロントの構造は8(前車）と似ているのでお馴染みのはずなんですが、フロントの交換だけでほぼ丸一日かかりました。

色々あったのですが、この写真が理由その１です。これアッパーアームのボールジョイントをナックルに嵌めようとしているのですが、下のブレーキラインが邪魔で入りません。「おかしいなあ。。。。 抜けたんだから、はいるはず。」とか思いながら、アーでもない、コーでもない。
と格闘？するも入らず。 こりゃー、抜くときにブレーキラインに負荷かけちゃったかなー？ととても心配になり。そーは言ってもどーしても入らないので止むを得ずブレーキラインを外そうとしたその時、気がつきました。「下からじゃなく、上から入れる。」ということに。。。。。。　あ～～疲れる。。

理由その２
アッパーのボールジョイント留めのボルト２本舐めました。
下は抜くときに舐めた。で、ナックルのメネジも逝ってたのに取敢えず、生きてる片側を入れようとして舐めたのが上のヤツです。

ここ、結構鬼門だと思います。
ボールジョイントのミゾとボルトに変に力がかかっているような状態で
無理やり、抜こうとしたり入れようとすると普通に舐めそうです。

とりあえずダイスで修正して使いましたが（M10、P1.25）、新品ボルトも別途オーダしました。

ナックル側のメネジも痛めてしまったのでタップで修正しました。
切り粉も随分出て、メネジ逝ったら面倒くさいなあと心配していましたが何とかなりました。

理由その３
各所で使われているこのロック付きナットがダルイ。8だと足回りには使われていなかったと思います。

緩めるときも締めるときも指で回せないので時間かかります。

というわけで一日目はフロントだけしかできませんでした。

アジャストボルトは４箇所ともとりま真ん中にしました。
ゼロリセットということで。

※ 因みに今回の交換劇はアライメントがどーしても合わないということから始まっているのですが、フロント交換後、タイヤが随分と右向いちゃったので、とりあえず左右タイロッドを３回転くらいして真っ直ぐ（大体）に戻しました。　アライメントをもうちょっと真面目に見直すのは全アーム交換後にやる予定です。


PS. 8のときもそーだったのですが、このフロントサスの交換時、「ブレーキとナックルを適当な位置で支える。」という作業が必要なんですが、自分はいつも適当にジャッキを使ってやっています。で、前輪はクルクル回っちゃいますし、今一安定して支えられないので余計に時間を食います。　何かもっと簡便に支える治具的なものがあればなあと思うのですが。