チェンジレバーのリフレッシュ（FD3S)

ミッション作成中ですが息抜きがてらチェンレバーの中古品のリフレッシュを行いました。

左が整備書の絵、右がEPC(Ⅵ型）の絵です。

整備書の良いところは分解の順番が書いてあることです。（図中の丸付き数字）

今回、⑦～⑭のところをリフレッシュしています。

EPCの絵にも⑦～⑭を示してみました。

何故か整備書には17-152(M501-17-515）がありませんがシフトカラーが砕け散っているような個体ですと、コイツもボロボロになっていると思います。

支点の受けの⑨⑬は支点がデカイ性か、よほどの事が無い限り、それほどのダメージは無いと思いますが、今回は⑪以外は全て新品にします。

EPCだと⑪に対して、⑦⑧⑨⑩を下から入れるようなイメージで配置されていますが、整備書のように⑪の上から入れるのが正解です。つか、下からは入らない。

EPCはとても参考になりますが、部品の配置の絵は実際の組立とは違っている場合もありますので要注意です。

中古のチェンジレバーです。　ブーツとかボロボロでした。

例によって、ブーツにガスケットが付属されているところを読み損なって、ガスケットを余分に買っています。

⑨は３個の爪が⑩にパカっとハマるようになっています。

で、それを心棒の右から入れます。
⑫は少し嵌めあいになっているので、グリスをつけてプラハンでゴン。

M501-17-515は嵌めあいとか無いみたいで指で押し込めました。

⑦（⑧）も心棒の右から入ります。

なんかキッツイ感じがすると思いますが、シリコングリスでもつければ手で押し込めます。

⑬⑭はコントロールケース側に入っています。

チェンジレバーの支点（デカイ銀玉）が⑩⑬で上下から保持されて、それぞれが⑨⑭のウェーブワッシャで付勢されています。

コントロールケース側の⑬⑭は何故か前期用EPCでは指定が無くて、Ⅳ型から部品設定がされたようです。ASY部番は同じなので多分、前期も同じ？だと思います。

以上⑦～⑭の交換はミッション搭載状態で可能ですし、コントロールケースを外さなくてもできます。