シルビアS15　オートエアコン化①

覚書として。

シルビアヴァリエッタではマニュアルエアコンのみでオートエアコンが選択できないため、オートエアコン化してみます。

まずはもっとも重要なエアコンハーネスの作成。
ヴァリエッタはオートエアコンシルビアのメインハーネスと交換して終了とはいかないため、オートエアコンに必要な配線を作ります。

一からすべて用意すると大変（特にコネクタの用意が）なのでオートエアコンのメインハーネスをばらして必要な配線を取り出します。

これがオートエアコン操作パネル(以下アンプ)に取り付けるコネクタ。

マニュアルエアコンはコネクタ4個なのに対し、2個でシンプル。

次にセンサー系配線。
左から
内気温センサー用
吸気温センサー用
日照センサー用
外気温センサー用

各センサーともコネクタの形状が違うので間違えることはなさそう。
また、センサー系は黒/黄のセンサーアース配線が目印。

ヒーターユニットのドアアクチュエーター用配線。
左から
バイレベルドア用
エアミックスドア用
モードドア用

バイレベルドア・モードドアはマニュアルエアコンとコネクタが同じ。
エアミックスドア用はインテークドア用とコネクタ形状が同じなので注意。エアミックス用はピンクの配線がある方。

助手席あたりにあるブロアファン用配線
左から
インテークドア用
ブロアファンモーター用

ブロアファンモーター用は細い配線のみアンプにつながっている。
黒い線はアース。
青くて太いのはヒューズボックスへ。

アースは適当に切ってボディにつなげればよし。
青い太線はマニュアルエアコン用のブロアファンモーター配線から分岐して取るか、頑張ってヒューズボックスまで引っ張って差し替えるかになる。

アンプにつながる電源周りの配線。
左から
アース2本
バッテリー
イグニッション
イルミ

バッテリー電源はメーターなどと共通のヒューズ配線からとるためメーター周りから。
イグニッションはマニュアルエアコンのコネクタ付近から分岐。
イルミもマニュアルエアコンのコネクタ付近から分岐。

残り配線。
左から
デュアルプレッシャー
FICD
水温

デュアルプレッシャーはマニュアルエアコン用のセンサーであるサーモアンプから分岐して取る。
もちろんサーモアンプが動作しないようコネクタは外す。

FICDはECCSあたりから外気温スイッチの配線を分岐して取り付け。
外気温SWは無効化するため取り外す。

水温はメーターあたりから取る。

配線の準備は以上。
他は外気温スイッチをエンジンルームへ引き回すために適当な配線を用意するくらい。
また、外気温センサーのコネクタは2P090WPK-RS-BK-Fが合うはず。