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Kazunari ver10.0のブログ一覧

2014年03月30日 イイね!

NAVI CARS (ナビカーズ) 11 2014年 05月号

こんばんは~kazunariです



 近所の本屋さんにAUTOSPORT誌を買いに行ったら、最新号の『NAVI CARS』があったんで手にとって読みました。巻頭特集がMT車を取り上げてるんで、MT車乗りの端くれの僕は発売前から気になってたんです…

 僕のポロGTIもAT車ばかりのご時世なのにもかかわらず今どき3ペダルのMT車ですし、今まで乗ってきたレビンもヴィッツもすべてMT車だったです。運転が楽しいとかよりも小さい排気量のクルマだったんでエンジンの能力をフルに使うとしたら当時のオートマよりはマニュアル車の方がキビキビ走れるし、すぐ眠くなる体質なんでクラッチ切ったり頻繁にシフトチェンジするMT車のほうがカラダを使うんで眠くなりにくくていいかな?って思ったりしたんですよね。確かにコラムを読んで『楽しいねえ~』と言う部分にはチョット共感しました。マニュアル車ってオートマ車よりもクルマとの呼吸感が大事で、僕は休みがないからたまにしか乗らないんでひと月近く乗らないとなるとシフトアップダウンの呼吸感が上手く合わなくて運転がギクシャクしちゃう事があり、その度に『下手っぴだなあ~』って凹んだり、その逆でそこがピタッと合うとテンションMAXになったり…機械なんだけど、人間臭さがチョット残ってるのがマニュアル車ってことなのかな?マニュアル車乗りにはヒール・アンド・トゥが必修科目なんだけど、未だにマスターできません…メッチャ恥ずかしいです。上手くやるための練習方法とか無いんかな?(苦笑)

 今の新車販売の中におけるMT車の比率って1%以下?になってるらしいんですが、燃費面の効率化スポーツカーだと速さとか追求していくとVWのDSGを始めとするデュアル・クラッチ・トランスミッションのパドルシフト付き2ペダルセミオートマにシフトしていくのは必然だと思います。僕もMTは嫌いじゃないけど、レースの車載カメラでのパドルシフトをクールに操作して速く走らせる姿にカッコよさ感じてるから、MTよりも2ペダルセミオートマのクルマに乗りたいですよ…MT車にはMT車にしか無い魅力もあるのは感じてるけど、最近のMT車=エンスー気取りなモノの捉え方に僕がひねくれ者のへそ曲がりだからか違和感というのか上手く表現できない複雑なもの感じるんですよね。以前ポロに乗ってて『楽しいでしょ?』とか『MT車に乗りたいんだよね~』とか聞かれたこと何度もあったけど、そう言う声があるんならもっとMT車の設定が増えてきて需要が大きくならないと可笑しいでしょう?AT車比率が95%以上というAT車天国な日本は異常なのかもしれないけど、MT車の比率が減ってるのはそれだけ需要がないって事なんですよ…

 だいたいMT車を過大評価というか礼賛し過ぎなんですよ…速く走ることだけ考えたら、絶対2ペダルだしパドルシフトだって上手く速く走らせようとするには思ってるほど簡単じゃないと思うよ。それよりも気になるのがCARトップでの清水和夫のコラムにDSGの今後を不安視する事を書いてたんですが、メンテしてても使い方次第では10年位で壊れるんかな?オイルもデリケートだと聞くしDSGの壊れた壊れない話に興味津々やね…

Posted at 2014/03/30 21:38:36 | コメント(2) | トラックバック(0) | 書籍 | クルマ
2014年03月30日 イイね!

ユーミンも困惑…「ライブ中に立つな」って暴論?

こんばんは~kazunariです



 コンサート中のドサクサとはいえ、前の客をユーミンが見えないから頭を叩くって思い切った実力行使に出てきましたね…お互いいい年したオトナだと思うんで揉め事にならなかったけど、アーチストのファン気質によってはコンサートどころじゃなくケンカ沙汰ですよね…(苦笑)見にくかったとかこの曲はスローな曲で立つ場面じゃないと叩いた側は思ってても、見えないからと言って即座に暴力で訴えるやり方はオススメできないね…それでも感性なんて人それぞれだし、まわりのファンの見えない空気で『この曲はノリノリでこの曲はスローだから座って聞け?』的な強制できないのも現実問題なんじゃないかな?20代の頃に矢沢の永ちゃんのコンサートを見に行ったことがあったんですが、ノリの良い曲でも座って聞いてた人が席の並びにいたし、人の好みやフィーリングは人それぞれやから座って聞きたい人の気持ちはあるんだと思っても、このニュースのネタには納得出来ないですね。

 僕も過去には洋邦アーチスト問わずコンサートに行きました。去年ポール・マッカートニーのコンサートに行った時のことですが、あのコンサートはスマホやコンパクトカメラ等での写真や動画撮影がOKだったんで、それらで撮ってる人もいたけど、前のおっさんがipadを掲げて動画撮影してるのが見えて、大きくて四角いのが視界に入ってくるのが目障りでした。立つから見えにくいじゃなくて、こういった奴に僕は文句言いたいです。僕は撮っていいから撮ったけど、ヤッパリコンサートでの写真や動画撮影はNGにすべきだと思ってます。

 ユーミンに限らず昔はアップテンポなナンバーを歌ってたアーチストもアーチストのファンも年取るんだから、コンサートの形式も大規模なものばかりじゃなく、ビルボードライブのような小じんまりたステージで内容も聞かせる曲ばかりのコンサートをやるとか、アーチスト側の演出の仕方とかもいろいろ変化していって、変化していくことでこれまでのファンや新たなファン層を掘り起こす事につながっていくんでしょうね。

 話変わるけど、最近のユーミンって以前よりも声量が落ちた気がするのは気のせいかな??誤解を招く発言だとしたら、悪気はないんでごめんなさいm(__)m



女性自身からの引用です…

《一列の真ん中のお客さんが、コンサートの半ばの曲でスタンディングをなさったのですが、その真後ろの席の方が、ふいに立たれた方の頭をたたいたんです。邪魔だから座れ! という合図だったと思います。そのあと、最前列の方は席に着かれました。あまりに唐突な出来事で、びっくりしてしまいました》

 松任谷由実のファンサイトの掲示板に寄せられたこの一文が波紋を呼んでいる。“事件”が起きたのは、昨年12月6日『松任谷由実コンサートツアー2013-2014 POP CLASSICO』大阪・フェスティバルホール公演。ツアー関係者の1人はこう話す。

「今回のツアーは、新アルバム『POP CLASSICO』の発売に合わせたもので、バックミュージシャンも若手を起用し、MCで『変わらないのは私だけ!?』と今年還暦を迎えたユーミンがおどけるシーンもあります。ただ来ているファンはあきらかに高齢化。また新アルバムはミディアムテンポの曲が多く、ファンもこの曲は立っていいのか、座って聴くべきか、判断がむずかしい」

 果たしてライブの途中で立つのはOKかNGか? まず40年以上にわたってライブを見続けてきた2人の音楽評論家に聞いてみた。1人目は作詞家としても活躍する湯川れい子さん(78)。

「私は1966年のビートルズ武道館コンサートのとき、客席から歓声をあげて立ちたいのを、警備員に肩を押さえつけられて『立つな』と言われた世代です。ロックやJポップは自然に立って踊ることができる音楽。観客が立ってノルことが、アーティストにエネルギーを送り、よりパワフルなステージになるんです。それを暴力で遮るなんて暴挙です」

 また’70年代から日本のニューミュージックを批評してきた富澤一誠さん(62)はこう語る。

「ユーミンの多くのファンは、以前と同じようにコンサートは最初から最後まで盛り上がるものと考えているはず。でも少数ですが、『ちょっといい加減にしてよ。コンサートはじっくり聴くものでしょ』という人も増えつつある。その過渡期に起きた事件ですね。暴力は論外ですが、正直、僕もずっと立つのはしんどくなっている。なんでもかんでも立つというファンは、今後、関係者から注意されることもあるのでは」

 実際に、矢沢永吉のライブでは、「この曲は立ち、この曲は座る」とファンの間で“暗黙の了解”があるとか。

「中島みゆきさんの場合もコンサートの最初のMCで『もう私もみなさんもお年でございますので、アンコールでは立って大丈夫な構成になっておりますので、それまではお席でごゆっくりお楽しみください』と断るパターンを見ました。ただ“ノリノリ”を続けてきたユーミンに、これは使いづらい」(コンサートプロモーター関係者)

 最後にユーミンの所属事務所に聞いた。

「(12月6日の)トラブルについての情報はこちらに届いていませんが、そうしたことが起きないよう、観客の方には、周りの方への配慮も含め、マナーを守った範囲のなかでそれぞれの楽しみ方でコンサートを楽しんでほしいと考えています。MC時やバラード曲のときなどに座っていただくように(ユーミンが)促す場合もありますが、特にMCでマナーなどについて話すことは考えていません」

Posted at 2014/03/30 20:38:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | NEWS 2014 | 日記
2014年03月30日 イイね!

絶好調の琢磨が開幕戦でポール獲得!!

おはようございます~kazunariです



 日本ではS耐が開幕して来週末はスーパーGTも開幕やしプロ野球も開幕ですが、海の向こうではインディカーレースも開幕で琢磨がいいニュースを運んでくれましたね~( ・∀・)イイ!!

 テストからいいタイムをだしていい流れで来てたから、この勢いで決勝でもいい走りをしてテッペンに日の丸を上げて欲しいです。最終目標はシーズンタイトルだしインディ制覇なのは間違いないと思いますが、先ずは開幕ダッシュですよ!!今年は新しいマシンになったスーパーフォーミュラを走らないのは残念ですが、琢磨にはアメリカで頑張って欲しいです。




AUTOSPORT webからの引用です…

 セント・ピーターズバーグ市街地コースで開催されているベライゾン・インディカー・シリーズ開幕戦。29日に予選が行われ、初日のプラクティスでもトップタイムをマークした佐藤琢磨(AJフォイト)が通算4度目となるポールポジションを獲得した。

 初日にトップタイムをマークした琢磨は、プラクティス3でも3番手をマークし予選に挑んだ。雨のため予選は大幅に遅れたものの、現地17時40分よりスタートする。

 琢磨は順調にセグメント1を通過すると、12台で争うセグメント2ではトップで通過。ポールポジションを争うファイアストン・ファスト・シックスへ進出する。

 ポールポジションを争うライバルは、ロード/ストリートで速さを見せるウィル・パワー(チーム・ペンスキー)。スコット・ディクソン、トニー・カナーンのガナッシ勢。そして同じホンダエンジンを使用するアンドレッティ・オートスポートのマルコ・アンドレッティとライアン・ハンター-レイだ。

 ファイアストン・ファスト・シックスでも、琢磨の速さは衰えずセッション中盤にトップタイムをマークすると、最後のアタックでそのタイムをさらに更新。1分1秒8686とひとり1分1秒台を叩きだし、開幕戦のポールポジションを獲得した。

 2011年に初ポールを獲得した琢磨。昨年の第17戦ヒューストンでもポールポジションを獲得し、今回が通算4度目となる。
Posted at 2014/03/30 10:01:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | motersports 2014 | クルマ
2014年03月27日 イイね!

Toyota TS040 HYBRID

こんばんは~kazunariです













 トヨタが今年のWEC(世界耐久選手権)を戦うマシン“Toyota TS040 HYBRID”のお披露目と技術的な詳細を発表しました~

 マシンの全体のスタイルとかは2013年シーズンに比べて5cm細くなるタイヤとかで全幅も狭くなるしタイヤハウスの盛り上がりも小さくなるなど、今年から変わったレギュレーションに則って新しいボディワークになってますね。フロントの押し出しの強さはポルシェに近いし、リアエンドの空力の処理はアウディに似てる感じがしました。見る角度によってチョットダサく見えるのはご愛嬌かな?(汗)

 パワーユニットも新開発されて3.7LのNAのV8エンジンが520馬力、それと4輪での回生/力行を行う新たなハイブリッドシステム(THS-R)は、前後輪で480馬力でトータル1000馬力になりました…1000馬力のエンジンって20年昔のグループCカーの予選エンジンが1100馬力出てたと聞いて以来ですよ~(笑)あの当時よりも空力はじめタイヤ等の技術革新も進んでるし、とんでもなく速いモンスターマシンになってると言うことになりますね。

 今年はシェイクダウンから開発も予想以上に順調で手応え充分らしいから、去年みたいにアウディのオイシイところを持っていかれるような展開にならないことを期待します。日本人ドライバーは中嶋一貴だけなのが寂しいですが、GTを2戦キャンセルしてWECに臨むから、今年こそはル・マンのテッペンに日の丸をあげて欲しい気持ちあります。富士6時間でも一昨年みたいなチームを引っ張る走りでレースに勝って欲しいね。期待しています…




AUTOSPORT webからの引用です

WEC世界耐久選手権に参戦しているトヨタは27日、フランスのポール・リカール・サーキットで今季のLMP1クラスに投入する新型車両『TS040ハイブリッド』を初公開するとともに、その技術的な詳細を明らかにした。

 WEC参戦3年目となるトヨタは、今季から導入される新たなLMP1車両規定に準拠した新型車両を開発。今年2月にTS040ハイブリッドとの名称を明らかにし、搭載技術の一部も発表していたが、マシンの外観やカラーリングを含むそれ以外の情報に関しては、ここまでほとんど明かされて来なかった。

 そんな中、トヨタはWEC公式テストを控えた27日に、ついにTS040ハイブリッドを公開。カラーリングは昨年同様、ホワイトやブルーを主体に、レッドのラインが施されるようなデザインとなった。

 パワーユニットに関しては、新たに開発した自然吸気のV8ガソリンエンジンを搭載。排気量は昨年までの3.4リッターから3.7リッターに拡大され、520馬力を発生する。また、2月の発表で4輪での回生/力行を行うことが明かされていた新たなハイブリッドシステム(THS-R)は、前後輪で480馬力を発生し、パワーユニット全体の最大出力は1000馬力となった。

 1周あたりに放出するエネルギー量は、4段階(2MJ/4MJ/6MJ/8MJ)のうち3番目に大きい6MJを選択。ハイブリッド・プロジェクト・リーダーの村田久武氏は「エネルギー回生でのハイブリッドシステムを6MJ以上とするのは、重量増によってラップタイプへの影響を受けるというマイナス面があると考えた」と、最大の8MJを選択しなかった理由を説明した。

 エネルギー回生に関しては、昨年までと同様、ブレーキング時の運動エネルギー回生を採用。フロント用のモーター・ジェネレーター・ユニット(MGU)とインバータはアイシンAW製、リア用MGUとインバータはデンソー製で、エネルギーを貯蔵するキャパシタは日清紡製となっている。

 デザインに関しては、新規定に準拠した開発がなされるとともに、空気抵抗の低減が図られた。また、規定によりタイヤが5cm細くなることによるグリップ低下を補うため、ダウンフォース量も増加しているという。

 今年1月21日にポール・リカールでシェイクダウンを実施したTS040ハイブリッドは、その後ヨーロッパで12日間のテストを行い、合計1万8000kmを走破したということだ。

「我々の夢であるル・マン24時間レースでの勝利と世界チャンピオン獲得へ向け、FIA世界選手権で3年目のシーズンを戦うのを非常に楽しみにしています」と語るのはチームを率いる木下美明代表。

「また、ポルシェという新たなライバルを迎え、この2年間戦ってきたアウディと同様に、共に戦うことを楽しみにしています。我々はWECに参戦してきたこの2年間、非常に多くのことを学んでおり、その全てを新しいTS040ハイブリッドに注ぎ込みました」

「TS040ハイブリッドはトヨタがこれまでにサーキットで戦ってきたレーシングカーの中で最も技術的に進んだ車両といえます。我々のレースプログラムから得られたデータや知識、技術の進化が、将来的に素晴らしい市販車両開発に活かされ、トヨタの様々な活動の中で貢献出来ることが非常に重要だと考えています」

 トヨタは28日から始まるWEC公式テストに、2台のTS040ハイブリッドで参加する。
Posted at 2014/03/27 23:32:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | motersports 2014 | クルマ
2014年03月27日 イイね!

ポール・マッカートニー 再来日決定、初の屋外会場で開催

こんばんは~kazunariです



 ポールが2014年5月に来日公演するという話が数日前からFacebook見てると貼っつけてる人が何人もいて、それを見ながら『去年来日コンサートしてから、たった半年でまた来日コンサーするかな~?』ってガセネタと思ってたんですが、ホンマやったんですね。びっくりしました…

 僕は去年コンサートを見に行って70歳超えても意気軒昂なポールの姿に2、3年後にまたやって来て僕達を感動させるんだろうなあ~くらいに思ってたんですが、こんなに早く来日コンサートするとは思ってなかったんです。去年見に行ったポールのコンサートは、ブログにも書いたけど自分の中では本当に一番素晴らしかったライブで、このニュースを聞いてあの時のポールが歌ってる姿とホンモノのポールを見た感動とかが蘇りました…今回は屋外でのコンサートだから屋内と違ってかなりの観客を飲み込むことができることになるけど、チケット代がS席 17,500円って高くないですか?それでも前回のコンサートの評判を聞くと今回も去年以上のチケット争奪戦になることは必死だろうね。僕も先行予約を申し込んでみようと思ってますが、たぶん当たらないんだろうなあ~(汗)

 屋外だったら、“Live And Let Die”の火薬を使ったドッカーンの演出もド派手なものとなるはずだし、セットリストも変えるみたいなんで、今回はぼくがウィングスの曲で好きな“Silly Love Songs”を歌って欲しいです。当たるといいんだけどねえ~





ガジェット通信からの引用です…

ポール・マッカートニー、通算5回目となる単独来日公演が決定した。

日本中を熱狂の渦に巻き込み、東京・大阪・福岡で26万人を動員した昨年の11年ぶりの来日ツアーの余韻も醒めやらぬ中、ポールが東京の最終公演のステージ上で誓った「また会いましょう!」の約束を果たしに早くも帰って来る。

今回の来日公演は、初の屋外会場となり新たな曲目と演出も予定されている。

■公演情報
PAUL McCARTNEY「OUT THERE JAPAN TOUR 2014」
2014年5月17日(土)、18日(日) 国立競技場
2014年5月24日(土) ヤンマースタジアム長居(長居陸上競技場)
開場 15:30 / 開演 17:30(予定)
※雨天決行、荒天時中止となる場合がございます。

チケット一般販売:4月19日(土) ※3月27日(木)から先行予約受付開始
料金:S席 17,500円、A席 15,500円 / B席13,500円(税込・全席指定)
問い合わせ:キョードー東京 0570-550-799 http://kyodotokyo.com/

「まさかまさかの奇跡の夜」

「マイド、オオサカ、タダイマ!」というポールの言葉で始まった夢の来日公演は、最終日11月21日の東京ドーム、「マタキマス、SEE YOU NEXT TIME !!」という言葉で終わった。

その夜、ツイッターやフェイスブックは、感動、感動の絶賛の言葉で埋め尽くされながらも、「また来るって言ったよね?!」「グッバイって言わなかったよね?!絶対にまた来る!って言ってくれたよね?」という“まさか”を期待する声で溢れかえった。

その“まさか”が、こんなに早く実現するなんて、一体どういうことなのだろうか。昨年の来日が実現するまでは、熱心に交渉を重ねて11 年もかかったというのに……。あの「SEE YOU NEXT TIME!」は、あの時のポールの率直な心情だったのだと思う。もとより再来日の可能性など気配も無かったし、招聘した側も、すべての関係者も、名残惜しい想いはみな同じ。おそらくはポールもそうだったのだろう。最終日のアンコールで、「フクシマで被災した人々に捧げます」と言って「YESTERDAY」を歌い始めた時、ポールには内緒で主催者が5 万人に配っていた赤いサイリウムが一斉に灯されたのを見たポールは、一瞬泣き出しそうになるのを必死でこらえたという。

その前回のツアーを、来日前にニューヨークなどアメリカで2 回観ていた私は、それにも増してポールがサーヴィス精神を発揮し、日本の聴衆を楽しませようと全身全霊で打ち込む姿に心底感動していた。日本のファンの誠実さとビートルズ、およびポールの音楽に対する理解の深さと確かさを、ポールもまたリスペクトしてくれていたのだと思う。そのことは一曲一曲への日本の聴衆の反応となって、言葉を超えてポールには伝わっていた。だからポールと日本の聴衆との間に流れていたぬくもりは、アメリカでの熱狂とは微妙に違って、何とも言えず誠実で暖かいものだった。そう、間違いなく日本のコンサートのほうが、数段良かったのだ。

ポールの最新アルバム「NEW」が出て、世界最初の公演地だったという幸運も重なって、アルバムからの新曲を含めて最後の「GOLDEN SLUMBER」から「CARRY THAT WEIGHT」「THE END」を3曲として数えると全39曲、およそ2時間45分。その間、一滴の水も飲まず、全曲でギターかベース、キーボードなどの楽器を弾いて、ポールの声は日を追って伸びと色艶を増し、これが71歳を迎えた人とはとても思えない、実に充実したステージだった。

バンドの完成度も全盛期のウイングスに決して引けを取らないものだったし、何と言っても嬉しいのは新曲が入った分だけ減ったとは言っても、オープニングの「EIGHT DAYS A WEEK」から「PAPERBACK WRITER」「THE LONG AND WINDING ROAD」「AND I LOVE HER」など、1964年のビートルズ登場時から、66年の武道館で演奏された楽曲3曲を含めて、23曲にも及ぶビートルズ・ナンバーが聞けたこと。日本初披露の「Ob-La-Di, Ob-La-Da」の大合唱では、大声で歌いながら涙が溢れて仕方が無かった。

その思いは、ウイングスからポールを知ったファンにも言えることで、「BAND ON THE RUN」から「LIVE AND LET DIE / 007 死ぬのは奴らだ」にかけての派手な盛り上がりでステージはピークを迎え、その後に歌われた「HEY JUDE」では、「ラーララ、ラララーラー」と歌う男性ファンたちの頬にも、世代を超えて涙、また涙。

だから全公演を終えてポールが日本を離れた後は、しばらくポール・ロス症候群で苦しんだ人も多かったと聞くが、そんなところに降って湧いたようなポールの再来日のニュースなのだ。

ポールにまた来て欲しいと願う日本側の熱い思いと、ポールの「マタキマス」という意志が思いもかけず一致したのは、6年後の東京オリンピックを目指して解体される東京国立競技場の最終公演をポールの手でぜひ!というオファーが実ったからだが、ニューヨークのシェイ・スタジアムの最後を飾って(現在は隣接する駐車場跡地にシティ・フィールドが建設されている)、今も「奇跡の夜」と言われているのが、2008年のポール・マッカートニーの公演だった。

東京国立競技場の最終記念公演が2回と、加えて大阪。ヤンマースタジアム長居での公演と、ともに日本ではポールの初の野外コンサートになるわけで、ポールにとってもファンにとっても、おそらくはこれが最初で最後の「奇跡の夜」となることは間違い無いと思う。聞く所によると、ポールはセットリストも演出も変更して、新たなショウを魅せてくれるという。

今度ばかりは絶対にお見逃しのないように!

音楽評論家・作詞家
湯川 れい子

Posted at 2014/03/27 22:58:48 | コメント(2) | トラックバック(0) | NEWS 2014 | ニュース

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「今年はMINIに乗りまくるぞ」
何シテル?   01/05 22:31
自分自身はどこにでもいるようなフツーの関西人と思ってます…(笑) 同じクルマに限らずいろんな人とオフ会などで交流したいと思いみんカラやっています…愛車の話...
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