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と言いつつサンニー登場。



プレサージュからサンニーに乗り換えると、パワーは別として流石に車重も軽いし重心も低いから応答性の良さを覚えるんだけど、エクストレイルからサンニーに乗り換えると、目線も高いしもちろん全然違いながらも、ステアリング振ってみた時近い感覚にウケた。

サンニーのような豪快さは無いけれど、それで静かで燃費良くて5ドアでマルチパーパス。

にしても、日産売り方下手すぎてこのままだと単なる流行りのSUVの一車種としてしか認知されてなくて泣けるばかりか、エクストレイルなのにそんなにすんの？と言う認識の違いが埋められてなくね？

そーいや、嫁の友達の自称車好きが「ハリアーから乗り換えなんてするんだね。格下なのに。」ってさ。

俺もさすがに昭和生まれたけど、そんな昭和のオジイの発想は無かったw

ま、それが世間のエクストレイル像なんだろうね。

新車で売れずに中古で評価爆上がり日産あるあるとかそろそろ止めて足元固めて欲しい。最近良く見かけるようになってきたもんだから、認知も進めば嬉しいけれど、内心もう少しだけ独り占めしときたい欲と葛藤。この壺は良いものだ。

※その良い壺をモデルチェンジで叩き割ってくスタイルもそろそろ止めて欲しい←小変更が5/16にあるらしい

そーいえばそろそろだなぁと思いながらすっかり忘れて帰宅し、今朝起きて思い出す…3000kmキリ番逃した(;´Д`)ﾊｧﾊｧ

と思いアプリを見たらキッカリ


このアプリシンプル過ぎて少し物足りない。

トヨタ版は車両の各種設定(一例挙げるとオートライトの感度とか、集中ロックを運転席だけにするとか多岐に渡る)を変更ができたり、また(ドアではなく)窓の締め忘れなどのアラームなども出してくれて色々便利だった。それでいて3年か5年か無料だったんだけど(※エアコンスタートがオプションで2000円/年くらいだった)、日産はサービス無しでいきなり7,920円/年(;´Д`)ﾊｧﾊｧ

話は戻るけど、車両でもキリ番確認。


ちなみに、チャージモードで任意にエンジン始動し暖気中です(笑)

プロパイロットで高速巡航中にふと思った。

「ステアリング握って！」警告が出ない。エクストレイルはプロパイ1.0なので手放し運転には対応しておらず、ドライバーは常にハンドルを操作できる状態にないといけない=ステアリングに手を置いておかないとダメ。それは判ってるので常に手は添えている。だから警告は出るはずもない。

けれど、前車ハリアーは握ってるのに握れ！握れ！とよく警告された。挙げ句LKAが強制解除された事もある。

ggるとどうやら検知の仕組みが違うらしい。

ハリアーはトルクセンサー式と言って左右どちらでもステアリングが操作されれば握ってると判断するタイプなので、長い直線をクルージングしてると誤報をまき散らしがち。

対してエクストレイルは静電容量式だから、ステアリング全周どこか触っていればOKだから誤報が出ない。

トヨタがトルクセンサー式を用いるくらいだからメリットが他にあるのかもしれないけれど、少なくとも人に優しいのは日産。

対処法が判らなかった時(ちゃんと握ってる以上の事なにするんだ？と)少し慌てたりもしたし、処置が判ってからも本来ステアリング操作なんて必要のない直線にも関わらず、左右どちらかに振ってやらないといけないとかもうストレス案件。

握ってるかどうかを代替特性で判断する不思議。

静電容量式で良かった(;´Д`)ﾊｧﾊｧ



※直近で乗ったのがハリアーしかないからどうしても比較してしまい、結果エクストレイルの良いところ=ハリアーの悪いところみたいな図式になってしまってる点ご容赦ください。逆にハリアーはエクストレイルが掛けたくても出来ないコストの掛け方ができるブランド力がありますしおすし

桜吹雪キメてきました(;´Д`)ﾊｧﾊｧ

納車後、いよいよ走行距離が3,000kmに達しようかといったエクストレイル。

見た目からRAV4なんかと、価格帯的にはハリアーなんかと(「なんかと」にはその他メーカーのSUV含む)比較される事があるけれど、もうそーゆーレベルじゃねーわ、これ。


普　通　に　ス　ポ　ー　ツ　カ　ー　！


R35がマルチパーパススーパーカーと謳っていたけど、これも似たようなとこあって、オフロードだろうが雪上、雨中や色々、どんな条件下でも走れるスポーツカーと言っていい。ちょっと背が高いSUVのガワを纏ってるだけ。

パワー的にめちゃくちゃあるわけじゃないし車重もあるけど、少なくともシートに座ってステアリング握ってる時に重さ大きさは感じないし、何より狙ったラインを外さない気持ちよさはこれまでに無かった体験。


それをこの顔で言わしめる(笑)



ルーフレールが角で、鬼のお面みたいに見えてきた(笑)

ウチの近所は山道ばかりなんで、アクセル抜いたって減速どころかスピード増してくような長い下りの先に直角右コーナーみたいな道もあるんだけど、山に沿って回り込むような感じなので、若干アウト側が落ちてるいわゆる逆バンクになってるんですよ。しかもこのコーナーに差し掛かる30mくらい手前で地味めな小さなカーブがあるもんだから、そこをクリアしてまだヨーが残った状態で最後の減速をしなきゃなんない。しかもその先は逆バンクだから姿勢変化にも注意しなきゃいけない、普通に走るだけでも嫌なカーブ(;´Д`)ﾊｧﾊｧ

そんなコーナーを、e-PEDALによる油圧&回生ブレーキの協調制御でノーズダイブする事なく減速しながら、路面からのインフォメーションを感じながらステアして出口へのラインを捉えたらもう離さない。脱出のためアクセルを踏んでゆくけどラインが膨らまないので舵角も変化しない=ロールも一定で車両姿勢も乱さずに、結果何事もなかったかのようにコーナーを抜けてゆく安定感！しかもエンジンが唸らないから、タイヤのジョリジョリ音を聞きながら駆け抜けてくこの上質感(？)は既存の車ではあとはアリアくらい？

そんなコーナリングで気持ちよくなったまま信号交差点で停車してると、グレードは判らないけどBMWミニが背後に着いた。もう元気良すぎてボンボンやってる。デジタルインナーミラーには若そうなお兄ちゃんが一人映ってる。

青に変わったから動き出すと、凄い勢いでせっついてきて早く行けと言わんばかりに後ろでボンボンやってくる。

もう、そーゆーの大好物だから。

精一杯加速してる風を装いスピードを上げてやると、待ってましたとばかりに追い上げてくる。この先はタイトなコーナーが控えてるよ。



ここから第3コーナーまでは1.2キロ！そして路面は軽いウェット。最高速にはもってこいだ。勝負だ那智くん！


そんな状態で迎えたタイトターン。

後ろのミニは、こんな背の高い鈍重なSUVなんかロクなコーナリングしねぇからベタ付けで大丈夫だと思ったのか離れず飛び込んでくる。こっちが怖いくらい。

けれどご一緒するのもここまでだ！

相変わらず抜群のトレース性で、ステアリングを一定に保つだけの簡単なお仕事でひらりとコーナーを駆け抜ける！

見たくもないミラーにはきっと泣いたお前が映ってるw

ミラー越しのヘッドライトが小っさすぎて、次の信号で停まってももうボンせず大人しくなってた。


決して無謀運転してるわけじゃなくて、車重は1.9tあるしタイヤのキャパは越えられないからそれなりに抑えて走ってますし、それ以前に単にミニの兄ちゃんがイキッてただけで、エクストレイルじゃなくても同じ結果だった可能性もあるんだけれど、このシャシー制御はかなりのものです。

日産ももっと売り込んだ方が良い。SUVに革命を！とかすべての道を上質に！とか判ってもらえなさ過ぎて辛い(←確かに革命だし上質だ！と乗ってみて初めて意味が通じるレベル)

そーいや、アリアなんかも叡智を宿したモンスター！って言ってたっけ。違うそーゆー事じゃない。'80〜90年代のようなカタログを見ただけでワクワクするように煽ってほしい(笑)


単なる流行りのSUVに留まらないこの全能感好き。