昔から車、オートバイは好きだった。
オートバイは通学がメインだったが、深夜無意味に走らせたこともあったり、
朝起きたら、気ままに南房総までツーリングして、コンビニで缶コーヒー休憩したりするのが好きだった。
社会人になったら、やはり車が乗りたくて、オートバイから乗り換えた。
このあたりまでは、あまり車のことはわかっていなかった。
いつ頃からかな?ドマーニを買うころか・・・
飽きっぽい性格なので、そんなに突っ込んだところまで極める気もなく、
パソコン+ネットがまだ家に無い時は、もっぱら雑誌しか情報収集ができなかったから
立ち読みしてた程度。
それでも、常に次に買う車を探していた。
そしていつも思うのが、『車って何だろう』だ。
2003年11月 SUBARU LEGACYを購入してから14年と2ヶ月が経ってしまった。
もう買おうかな?と思ってから4年以上も過ぎた。
車の寿命って10年と思ってたから、今の車って永く乗れるんだと感心してる。
今までの車歴
まずはミラージュ。
友人からただ同然で譲り受け、1年間乗った。取りあえず足として使えればいいという気持ちたった。
社会人になって、ある程度生活が落ち着いてきたので、車を買おうと決めた。
その時の友人が新車でレビンを購入したので、そういうのもいいのかなと思ってたのと
当時一世を風靡していた、プレリュードが中古車屋の目玉でとても安価だったので、即決!
本当はアコード・エアロデッキを探してたんだが・・・
スポーティで少しエレガントな雰囲気で、またリトラクタブルライトに憧れていたし、もの凄く嬉しかった。
この車の時代に妻と出会い、結婚して暫くは乗り続けた。
私にとってはまさにデートカーだった。
恐らく5、6年は乗ったと思うが、謎の雨漏り事件、夜間走行中に猫を引いてしまい買い替えを決意。
この時初めて新車を購入するってことで、いろんなディーラーさんへ訪問し、雑誌で勉強した。
どうしてもVTECには乗りたかった。VTECが出た時の衝撃は今でも覚えている。
この頃、移動する道具として車は必要だったし、ステータスだったからスタイルも重要視していたが
やはり燃費がいいことは重要な要素だった。
自分ではもうシビック・フェリオって決めていたんだが、当時はパルサー、マリノといろいろ悩んだ。
そして選んだのはドマーニ。今思うと、シビックでよかったのにと思う・・・
決め手は広い車内と燃費の両立。
これは子供が生まれることを想定して、大人4人が余裕で座れる広さがよかった。
あと、VTEC-Eというリーンバーンエンジンの先駆けでもあった燃費のよさが魅力だった。
この頃のホンダは確かダブルウィッシュボーンのサスだったので、安い車のわりに乗り心地がよく
エンジンも回るし、意外と楽しい車だった。
そしてアコードと迷った現マイカーへ至っている。
今でも良きパートナーである。
ついにというか、とうとう、新車を注文してしまった。
永かったといえば永かった。でも、買おうと思ってからは2週間程度だった。
ぶっちゃけ、インプレッサが候補だった。
シビックが出ると知ってからは、実物を見るのが楽しみで楽しみで
久しぶりにHONDAからストライクゾーンに入ったものだから、少し舞い上がっていたのかもしれない。
発売されてからは我慢できず、直ぐ試乗に行き、期待以上に良かったもんだから
もうこれしかない って思えた。
実際、この1月に試乗した際も、インプレッサよりも印象がよかった!!!
インプレッサを購入した決め手は何か?
インプレッサの良さは言うまでもないし、かっこいい。それ以上にシビックが欲しかっただけ。
シビックを諦めさせたのは、妻からのお情け。
自分が少し惨めな気分になってしまったこと。『いい大人が何してるんだろう・・・』って。
『それでも諦められないなら、5年後にインプレッサを売って、シビックにすれば。
今は私も運転するし、大きい車は無理。』
これには条件があって、5年後ってもう60歳が見えてきたころで、
今と同じくらいの年収(車を買える余裕)があって、絶対妻は運転しないことが、それ。
まだ仕事をバリバリしていないと年収維持は困難だし、いざとなれば妻は運転すると思うが・・・
いや、そういうことじゃない。
妻は遠回しに、もっと現実を見て! と言わんばかりだった。
『5年後にまた新車?』 真に受けて考えてしまったが、そこまで言わせてしまったことがショックだった。
単なる我儘って事。
『何故、そんなにシビックがいいの?』と聞かれ、『エンジン』と即答したが、笑われた・・・
『それにパワーがあるし、その割には燃費もいいから』と慌てて付け足したし、『かっこいいから』とも。
・・・弱い、明らかに弱い。
家族にとって車とは何か?
最後に辿りついたのは、そこでした。
妻は実はレヴォーグがよかったようだ。意外だった。理由はかなり単純。
かっこいい、そしてCMに流れているアーチストが好き。
試乗はしなかったが、妻がレヴォーグの運転席に座って、後方が見え難い事と
やはり大きい事が諦めた理由だったそうだ。
そしてインプレッサ。
これも妻は運転シートに座っただけだったが、『あ、これしかないね!』と即決。
理由を訊くと、
『前方が視やすい。』
これには驚いた。インプレッサの開発者が聞いたら喜ぶだろう。
私も最初に座った時に、マイ・レガシィと違和感なかったことを思い出す。
何よりもインプレッサのコンセプトだ!
運転しやすいこと、これが妻の条件である。
しかし、今も妻が運転することはあまりない。娘が高校に入ったころからはほぼしない。
でも、以前娘が怪我をして病院に行ったこと、私が痛風で歩けなくなり送ってもらったこと
いざという時に妻が運転できないと困るのも事実。
これから必ずどちらかの親に何かある事も待っている。電車が走ってない時刻だって想定できる。
そんな時に変なケチがついたら大変なことになる。
私がお酒を飲めるのも、妻のお陰だったりする。
そう思うと妻が言うことはもっともで、インプレッサもいい車ってわかってるから弱気になっていた。
一方、シビックはとても良かった。
1月に試乗したのはハッチバックタイプだったので、更にスポーツだった。
とにかく軽い、しっかりしている、そして曲がる。そんな印象だった。
これは私の最良のパートナーになれる。そう確信した。
しかし現実はもっと違う環境である。
家族のパートナーとしてインプレッサを迎えようと思う。
インプレッサ 色はブラック ナンバーも妻が決めた。
決して嫌ではない、むしろ妻がアレがいいコレがいいということは、とてもありがたい。
そしてインプレッサがいいと思ってくれたことは私にとっても救われた。
G4にしたのは私の意見だが・・・
納車までまだ1ヶ月はあるだろう。
脚の怪我もあり、まだ私の実家に行けてないのでレガシィで行こう!
そして少し遠回りして来よう。あの頃のように・・・ 君という名の翼で。