シートヒーター設置その2(座席編)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
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シートヒーター導入の後半編です。シート表皮の中に白いヒーターパッドを挿入して、純正風なイメージのままで行こう作戦です。まずシートを車外に出して作業します。
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シート下にあるカプラーを外すことを考えると、シートは下げた状態でボルトを外すのがよろしいかと思います。てことでまず前にスライドして後ろ側のボルト(14mm)を外し、後ろにスライドして前のボルトを外しました。シートを浮かしてカプラーを分離し、車外へ。
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まだ邪魔なカバーがついているので外します。手探りです。とにかく障害になるものはその場で判断して外していってます。
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電動シートのスイッチはパキッと外れました。
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背もたれと座面も分離したいんですが、カバーやハーネスが繋がってます。
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車体と座席の間のハーネスは座面の下で繋がっていましたが、背もたれと座面間でも繋がってます。
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外します。
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背もたれと座面の連結部分は14mmのボルト。シルバーの小さいほうのボルト2個所×左右。
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分離できたので座面にまず仕込んでいきます。できればヒーターパッドはこのように全体を覆いたいんですが、難しい理由があります。表皮を剥いでいきましょう。ここまで進めといてなんですが、社外品のシートカバーを買って、純正シートとシートカバーの間にヒーターパッドを挟むほうが楽だと思います。
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表皮はこのフック状のもので引っかかってます。
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ここまで剥がしました。先程言った、座面全体に敷けない理由がこれです。表皮を固定するためにホグリングが使われています。ニッパーでバチバチ切って外しました。
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表皮を留めてるホグリングは青4本で示した計16個所。ヒーターパッドを貼るために支障のあるホグリングはそのうち3個所×2=6個所です。溝の中にワイヤーが通っています。表皮側にもワイヤーが付いてます。そのワイヤー同士をホグリングで留めてる形です。
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ちなみに上の画像の赤いラインは、ホグリングではなく、面ファスナーでした。
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ヒーターパッドに埋め込まれた配線(画面左に見える盛り上がってる場所)に身体が当たるのは気になりそうなので避けたい。ホグリングのある部分は溝に3cmほどめり込むので6cmほど短くなる。てことで、このような設置が限度かと思います。もうちょい前にずらしたいけど、ホグリングがあるために溝の中に入ってしまうだけです。
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事前にホグリングプライヤーとホグリングを購入していたんですが、ここを留めるのは難しいだろうと判断。150mmの結束バンドで留めます。100mmの結束だと留めるのが大変で諦めました。結束バンドを通すためにヒーターパッドに3個所穴を開けました。先ほど赤で示した部分はヒーターパッドがめり込むようにゆとりをもたせます。面ファスナーでの固定はできなくなります。
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次に背もたれです。背面のカバーを外しましたが、爪が壊れました。後で交換しなければ。
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カバーを剥がすと、表皮が引っ掛けてあるのが見つかったので外していきます。
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背もたれはなんとヒーターパッド貼り付けに影響があるのは面ファスナーのみでした。真ん中の面ファスナー用の溝にヒーターパッドがめり込むように余裕を持たせて貼っていきます。
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シートの前後移動や後席の人の足元に支障のないように連結したい。シートを固定してるボルトより少し前あたりに配線を出しました。余った配線は後席エアコンダクトのあたりにぶっ込んでおきます。
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シートを元に戻しました。シートベルトのメス側の付け根あたりに配線が通ってます。試行錯誤しながらやって運転席だけで3時間くらいかかりましたが、一旦やり方が分かれば次の助手席側はずっとスムーズに進みそう。それでも左右で4時間欲しいかな。
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