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2010年02月22日 イイね!

LANCIA STRATOS

LANCIA STRATOSランチアストラトスは、フェラーリのディノ246やフィアット・ディノに使われた物と基本的に同じV6の2.4Lをリアミッドシップに横置きで搭載し後輪を駆動する車です。
元は70年にベルトーネが発表したコンセプトカー、ストラトス0をランチアがコンセプトごと買取そこからラリーに耐えられるようにマルチェロ・ガンディーニがデザインをしました。
彼は他にもランボルギーニ・カウンタック等のスーパーカーやシトロエン・BX等の大衆車まで多くの車のデザインを手掛けています。
当時のWRCでは、参戦車両はあくまでも市販車をラリー用に改造して出場する事が常識でした、ストラトスの取得したグループ4規定も市販車両の競技用特別仕様を想定していたものです。しかし、ランチアはグループ4のホモロゲーション取得のための生産義務台数が「連続24ヶ月間に500台」と少ないことに目を着け、ラリーで勝てる車、と言うよりラリーカーを市販したのです。
グループ4の承認は1974年10月におりましたが、審査の時点では規定台数を製造するための部品はある、または発注済みである、というレベルでしかなく、規定台数を生産していたわけではなく、実際に規定台数が製造できたのは80年代に入ってからだったとも噂されています。
ランチアの生産台数疑惑は後年の037ラリーやS4でも噂されています。
ストラトスはデビューイヤーの74年、75年、76年と3年連続のメイクスタイトルをランチアにもたらしますが、親会社のフィアットは、活躍しても販売台数増に繋がらないストラトスでの参戦に難色を示し、翌年からはワークスは131アバルトになりストラトスでの参戦を終了させます。
しかしプライベーターが参戦し続け最後の勝利は81年のツールド・コルスと長期に渡り活躍しました。
画像は、アリタリアカラーの方が1977年のモンテカルロのS・ムナーリ、ピレリカラーが1978年サンレモのM・アレンのストラトスです。
Posted at 2010/02/22 21:16:47 | コメント(2) | トラックバック(0) | ミニカー | 趣味

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何シテル?   06/16 21:36
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