「デジャヴ」

「デジャヴ」ＤＶＤにて鑑賞。

アメリカ、ニューオーリンズ。海軍兵士やその家族らを乗せたカーフェリーが突如爆発炎上、５４８名の犠牲者が出た。現場に駆けつけたＡＴＦ（アルコール・タバコ・火器取締局）捜査官のダグ・カーリンは、川岸で遺体となって発見されたクレアという女性が、爆発の数時間前に死亡していたことを知る。クレアの自宅を捜索すると、「彼女を救える」という磁石文字を発見。さらに、留守電に残された声は紛れも無くダグの声だった。疑問を抱えたダグは、ＦＢＩ捜査官のブライズワーラ率いる特別班に引き入れられる。そこにあったのは、政府が極秘に開発した「タイム・ウインドウ」という装置。「４日と６時間前の映像」を、様々な視点から見ることが出来るという驚くべきシステムだ。ダグは迷わず、クレアの自宅を映すよう指示する・・・

ダグは足首に装着したホルスターにＳ＆Ｗのリボルバーを装備。ラストでは、コーストガードの持っていたグロックを使用。犯人はＨ＆ＫＭＰ５の２丁撃ちを披露。

冒頭の大爆発シーンは迫力満点。ＤＶＤ特典映像によると、実際にフェリーを貸しきって爆破し、修復して現在も運航を続けているとか。捜査をするシーンまではサスペンスタッチだったのが、「タイム・ウインドウ」が出てきてからＳＦアクションぽくてなかなか面白かったです。特に中盤、ダグが特殊車両のハマーを使うカーチェイスはかなりの出来。片目だけのゴーグルを装着して運転するのですが、ゴーグルに写される映像は４日前の映像。もう片方の目で現在の様子を見ているので、勿論交通量や対向車も違い、不意打ちのごとく車がぶつかってきます。ただ、難を言えば、ラストのオチの突っ込みどころかと。