2012年04月21日
カターレの観客動員数。
カターレの観客動員数。
今期のカターレ富山のホーム観客動員数がちょっと。
ホーム初戦の第3節vsヴェルディが3470人、まぁその次の第5節vs北九州は3月とは思えない極寒の悪天候だったので1692人でも仕方ないと思うけど、その後の第7節vs草津の2696人というのは日曜日・天気快晴、・前節快勝という最高の条件でのこの数字、ちょっとヤバいんじゃないかと。
チームの成績が観客動員数に直結するのはもちろんJ1でも一緒。かの浦和レッズですらそうであったように、これは絶対。かといって、ならどうやったら勝てるのかと言われると、勝つのがそんなカンタンに出来れば誰も苦労はしない。
となるとそれ以外のアプローチには何があるか。
もちろん即効的な効果がある対策など無いし、当然リアリティありまくる事なら誰かやってるだろうから、ってのが前提だけど、あえて書く。
にわかだのミーハーだの言われようともかまわんから書くけど、やっぱ柳沢じゃないかと思うんだよね。
彼の“富山県における集客力”はまずトップでしょう。それこそカズ以上。具体的にどれだけ増えるか、という試算をしてみると、鹿島時代の開催から考えるに、少なくとも最初の数試合は観客動員数1万人は難しくない数字だと思う。
現状の平均観客数3000人から1万人の差を考えると、1試合あたり7000人アップ。そして最も最悪なケースとしてそれを例えば最初の3試合だけ、そこから順にアップ分が減っていくという考えで行くと、ホーム21試合中、上記の通り最初の3試合を7000とカウントし、残り18試合で柳沢効果による観客上乗せ分が段階的に2/3づつになったとして、4600、3050、2010、1330、880、580、380、250、170、110、72、47、30…これを足すとシーズンで34509人増。
単純にそこにチケット代、S指定は除いてS自由(2500円)とA自由(2000円)の販売が半々として平均2250円、それをかけると、34509×2250=77645250、つまり7750万円が収入としての上乗せされる試算になる。これを柳沢のサンガ時代の推定最高年棒(6000万円)と比較して、集客増に伴う駐車場確保やガードマン増員すらも軽く吸収出来る、と考える。
そう考えると、戦力としてはもちろんだが、集客による注目度ももちろん、ビジネスとしても悪くない選択肢だと思うのだけど。
さらにグッズ売り上げがこれに上乗せされるのだから、「金額的に柳沢は難しい」は違うのではないか、と思う。
もちろんマニアックな人に言わせると「チームに合わない」等の玄人風の意見もあるだろうが、「戦術エムボマ」と言われた一時期のガンバ大阪の例もあるしねぇ…ガンバにとってあの時期が無意味だったとはやはり思えない。上位争いの経験といい、そこで増えた収入での選手獲得といい、ね。
まぁ柳沢にオファー出しても来てくれない、ってのはもちろんあるだろうけど、現役バリバリで戦える今のうちにこそ、と思うのは自分だけだろうか。
あと思うのは、やっぱテレビ放送だよね。
スカパー!との契約やら視聴率的なものもあるだろうけど、
毎試合ホームも民放地上波で生中継
って出来ないものかと思う。
おいおい、地元でやってるんだから観に行けよ!と思うだろうけど、そうじゃない。
基本(特に専用スタジアムでない所でのサッカーって)スタジアムに行ったら選手の顔とか何かちいさ~くしか見えない。そこで選手の顔を覚えるとか、さすがに無理。かといってならニュースの合間の選手紹介的な番組とかで憶えるとかも難しいだろうし(ああいうのは「最初から興味ある人向けの番組」だし)そうなるとやはりサッカー中継を観て憶えるのが一番自然。
しかし現状、カターレ富山の試合が地上波で流れるのはほとんど無い。そうなると顔を覚えるのはほぼ無理=スタジアムで観ても解らない、となる。解らないものを見に行こうとは思わない、当たり前の事。
あと田舎者の特性として「テレビに出てる人」ってのはちょいと扱いが違う。上記の柳沢の人気も、そういう部分が少なからずある。
さらに、アウェーではなく、ホームの場合は「知った場所でやってる」というのが大きい。知った場所・自分もいける場所でテレビで流れるようなイベントが行われている、こういう認識、大きいと思う。そしてさらに家で片手間にでも試合を観れば、各種リプレイと同時に選手の顔もアップで映し出されるから、プレースタイルとセットで憶えられる事になる。そうなるとスタジアムに来て観ても、動きの意味が解るし、面白い、となる。
「敷居を下げるのではなく、間口を広くとる。」
敷居を下げると、絶対にそれは長続きしない。敷居を下げてグダグダになった分野など、それこそいくらでもある。かといって、間口を広げるのは一歩誤ると敷居を下げるのと同じ事になる。しかしそのままではどうにもならない。そういう状況で、自分が最近好きな言葉は、以前にブログでも書いたけど、これ。
「敷居を下げずに、違う間口から入ってもらう。」
これ、ホント至言だと思う。
王道のアプローチと、奇想天外なアプローチ、いろいろやってみたら面白いと思うんだけどなぁ。
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Posted at
2012/04/21 17:30:43
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